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その間食、見直そう グミ、クッキー、ガム…低カロリー代用食が人気 (2/2ページ)
こうしたヒットを受け、新たに参入するメーカーもある。日本ケロッグ(東京都新宿区)は昨年2月、「シェイプコントロール」をうたったビスケット状の商品を発売した。キャドバリー・ジャパン(東京都品川区)は今月20日、間食を控えたい女性を狙ったガムを発売する。
こうした間食コントロール食品の売れ行きは好調のようだ。東京・恵比寿のドラッグストア、ケイポートドラッグマート ホテルエクセレント店の店長、小笠原大輔さん(36)は「売れ行きはいい。以前より品数や種類が増えた。鉄分などの栄養成分で付加価値を付けた商品も出て市場が活性化している」と話す。購買層は20〜30代の女性が中心だが、メタボを気にする40〜50代の男性が買うことも多いという。
ところで、気になるのは効果のほど。則岡教授は「本当は間食をなくすのがいい」と前置きしたうえで、「カロリーが低くても甘い物を食べたという満足感があるし、ガムなどは噛むことで満腹感を得られる。ただのバタークッキーやチョコレートを食べるよりは、少しでもカロリーを抑えられるはず」とみている。