2008年10月18日 19時8分更新
木のくずを固めて作る「木質ペレット」と呼ばれる燃料を使ったストーブの普及を進めようと、岡山県はストーブの購入費用の一部を補助する制度の利用者を募集しています。
木質ペレットは廃材や木くずを固めて作った燃料で、新たな温室効果ガスを発生にはつながらず燃焼効率も高いことから環境への負荷が少ない燃料として注目が集まっています。
このため岡山県では木質ペレットの普及を進めようと、ペレットを燃料に使う「ペレットストーブ」の導入費用の一部を補助する制度を設け、利用者を募集しています。補助の対象者は、県内に在住する個人のほか県内に事業主体を置く法人や団体で、1台あたり4万円を上限に費用の3分の1が補助されます。
また、ペレットの消費量についての調査や、普及のためのPRなどに協力できることなどが条件となっていて、岡山県では「こうした制度を使って木質ペレットの普及促進に務めていきたい」と話しています。
募集期間は10月31日までで、問い合わせ先は岡山県林政課、電話番号は086−226−7452となっています。