岡山放送局

2008年10月18日 19時8分更新

あしなが学生募金

病気や災害などで親を亡くしたため家庭の経済的な理由で進学できない子どもたちのために奨学金の街頭募金が、18日、岡山市で行われました。
これは、病気や災害などで親を亡くした子どもたちを支援しようと18日に全国200か所で一斉に行われたものです。

JR岡山駅前でもボランティアの学生など30人が街頭に立って募金活動が行われました。
始めに大学生が、物価の上昇によって親を亡くした子どもの家庭の生活は苦しくなっていることを報告し、進学を思い悩む親も少なくないことを訴えました。

また、病気で母親を亡くし、奨学金によって大学に進学した岡山市の大学生は1人でも多くの子どもが進学して夢を叶えられるよう、協力を求めました。

このあと、学生たちが募金箱をもって募金を呼びかけると通行人たちが歩み寄り募金をしていました。18日に集められた募金は「あしなが育英会」に寄付され、必要な子どもたちに奨学金として使われることになっています。