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	パチンコ店強盗は従業員らの”自作自演”
	伊丹市で5歳児死亡　母親を虐待で逮捕
	ビデオ店放火　小川容疑者「責任能力あった」
	塩谷文科相「学力テスト公表、好ましくない」　橋下知事が反論
	歯科医院経営者殺害で元暴力団員らを逮捕
	大阪市が裏金で最終処分　新たに９８人
	「大戸川ダム」の早期着工を要望　地元住民
	橋下知事が「財政研究会」に初出席
	ＮＯＶＡ元受講生が猿橋元社長らを提訴
	「郵便３社」連携で強盗訓練
	「反貧困キャラバン」が大阪府と市に要望
	コハクチョウ３９羽　飛来
	淀川水系流域委員会　「ダム建設は不適切」意見書を国に提出

最終更新日時：2008年10月18日 00:38

パチンコ店強盗は従業員らの”自作自演”

逮捕された元従業員・容疑を否認

今年６月、大阪府泉佐野市のパチンコ店で１７００万円あまりが奪われた事件で、警察は襲った男と襲われた従業員が共謀した窃盗事件と断定し２人を逮捕しました。窃盗の疑いで逮捕されたのは、土木作業員・南有哉容疑者（２０）と元従業員・水野一由容疑者（２１）です。南容疑者は今年６月、泉佐野市鶴原のパチンコ店で当時、景品交換所の準備金を運ぶ仕事をしていた水野容疑者と共謀し強盗に襲われたように見せかけ、１７１２万円を持ち去った疑いがもたれています。水野容疑者は右太ももを刺されていて、警察は当初強盗致傷事件として捜査していました。そして先月、南容疑者が無免許運転で逮捕され「車は奪った金で買った」と自供したことから犯行が明らかになりました。一方で水野容疑者は「私はあくまでも被害者です」と容疑を否認しているということです。

( 2008/10/18 0:38: 更新)

伊丹市で5歳児死亡　母親を虐待で逮捕

菅由美容疑者は否認

今年５月、兵庫県伊丹市で５歳の女の子に暴行し死亡させたとして１７日、３１歳の母親が逮捕されました。母親は過去にも虐待の疑いで逮捕されていました。今年５月、伊丹市西野の県営住宅から幼稚園児の女の子が病院に運ばれ、まもなく死亡しました。死亡したのは菅明日香ちゃん（５）。この家族を巡っては、近所で虐待の噂が絶えませんでした。近所の人は「頬に大きなばんそうこう貼ったり、線香で肌を焼いたような火傷の痕があったり、寒い日に玄関前で排泄物を持たされ立たされていた」など、虐待を強く疑っていました。そして１７日、母親の菅由美容疑者（３１）が傷害致死の疑いで逮捕されたのです。由美容疑者は次女の明日香ちゃんに暴行を加え、頭に血がたまる急性硬膜下血腫で死亡させた疑いが持たれています。さらに、由美容疑者は３年前にも明日香ちゃんの腕の骨を折る大けがをさせたとして逮捕されていました。明日香ちゃんは今年２月まで兵庫県子ども家庭センターに入所していて、センターは事件の前日に自宅への訪問もしていましたが、虐待は無いと判断していました。子ども家庭センターは「継続指導中に児童が死亡したことは真に残念で力及ばす申し訳なく思っています」と謝罪しました。調べに対して由美容疑者は、「子供がぐずったのでゆすったりしたが虐待はしていない」と否認しています。警察では日常的に虐待が行われていた疑いもあるとみて調べる方針です。

( 2008/10/17 19:38 更新)

ビデオ店放火　小川容疑者「責任能力あった」

簡易精神鑑定で「責任能力あり」

１６人が死亡した大阪・難波の個室ビデオ店放火事件で逮捕された小川和弘容疑者（４６）について簡易の精神鑑定を行った結果、「刑事責任が問える」との判断が示されました。小川容疑者は逮捕後「生きるのが嫌になりどうでもいいと思った」「人が死ぬのはわかっていた」などと供述をする一方で、「犯行前後の記憶が無い」とも話していました。このため大阪地検は犯行当時の小川容疑者の刑事責任能力の有無を判断するため、専門の医師に依頼して小川容疑者の簡易精神鑑定を行っていました。その結果「小川容疑者には日常的な物事を理解する能力はあった」との判断が示されました。これを受け大阪地検は「刑事責任を問える」と判断したとみられ、今後小川容疑者を起訴する見通しです。一方、小川容疑者は調べに対し、「通路を歩き回ったので店の構造は分かっていた」と話し店内の見取り図も書いていたということです。警察では袋小路のように個室が並ぶ構造を把握し、大きな被害を予想していたとみています。

( 2008/10/17 19:38 更新)

塩谷文科相「学力テスト公表、好ましくない」　橋下知事が反論

反論する橋下知事

大阪府の橋下知事が全国学力テストの市町村別データを部分公開したことについて、塩谷文部科学大臣は「好ましくない」と批判しました。これに対し橋下知事は猛反論です。全国学力テストの市町村別データについて橋下知事は１６日、情報公開請求を受け非公表や検討中とする市町村を除き、データの一覧表を部分公開しました。これに対し文部科学省の塩谷大臣は１７日、「好ましい事とは言えない。実験的にそういう事をやるのはちょっと安易じゃないか」と苦言を呈しました。学力テストの実施要領では「都道府県の教育委員会は、市町村別の結果を公表してはならない」としています。文部科学省では市町村別データの公表が「序列化や過度な競争につながる」と主張します。これに対し橋下知事は「知事として情報公開条例の枠組みで判断した。市町村別の自主的判断で対応を求めるという事なら、おそらく国民は誰も納得しないんじゃないか。何のデータも出てこずに、５８億円だけ投じられる事に関しては」と反論しました。「学力向上」につながるのか、それとも「序列化」となるのか。橋下知事による全国初の取り組みが、教育行政に波紋を広げています。

( 2008/10/17 19:28 更新)

歯科医院経営者殺害で元暴力団員らを逮捕

三浦洋亮容疑者（３３）ら３人を逮捕

去年１１月、大阪府吹田市の会社事務所で歯科医院経営の男性を殺害したとして、共同経営者の男ら３人が逮捕されました。殺人の疑いで逮捕されたのは、吹田市の医療機器販売会社の元社長三浦洋亮容疑者（３３）と元暴力団組員ら３人です。三浦容疑者らは去年１１月、吹田市の会社事務所で歯科医院経営の井澤貴生さん（当時３８）に睡眠薬を飲ませ、タオルで首を絞めて殺害した疑いが持たれています。警察の調べによりますと、井澤さんは三浦容疑者と京都市伏見区の歯科医院を共同で経営していましたが、去年１１月から行方不明になり家族が捜索願を出していました。一方、三浦容疑者はことし１月～３月にかけてこの歯科医院が行った訪問診療の時間を水増しし診療報酬を騙し取ったとして、すでに逮捕・起訴されています。調べに対して三浦容疑者は「遺体は琵琶湖に捨てた」と供述しているということで、警察では経営方針を巡るトラブルが殺人の動機とみて追及するとともに、詐欺事件との関連も調べています。

( 2008/10/17 19:28 更新)

大阪市が裏金で最終処分　新たに９８人

「これで終了」と平松市長

裏金発覚が相次いだ大阪市が新たに９８人の職員を処分しました。一連の裏金問題で処分された職員は４４７人にのぼります。新たに処分されたのは、旧税務担当部署などで裏金の支出などに関わった職員や管理監督責任者ら９８人です。このうち約１４０万円の裏金が見つかった東住吉区役所では市の調査に対して報告をしなかったなどとして担当課長が停職１０日の処分となり１７日付けで人事異動になりました。一方、浪速区役所では外部団体への委託料約１５万円が職員の飲食代などに使われていましたが、全員の特定に至らず係長のみが停職１日の処分となりました。平松市長は「証拠がなかったのは残念」「見えている部分の調査、処分は終了したと思っている」と話しました。一連の裏金問題での処分者は４４７人にのぼります。大阪市はほぼ全ての職員から誓約書を集めていて今月末までに裏金は市に返還される予定です。

( 2008/10/17 19:28 更新)

「大戸川ダム」の早期着工を要望　地元住民

「大戸川ダム」の建設計画をめぐっては、見直しの議論がある

建設計画を巡って、見直しの議論が起きている滋賀県の大戸川ダムについて、地元住民が早期の着工を求める要望書を国に提出しました。大戸川ダム建設予定地の流域に住む住民らでつくる３つの団体は、近畿地方整備局にダムの早期着工を求めました。大戸川ダムを巡っては、淀川水系流域委員会が、「緊急性が低く、建設は不適切」とする意見書を国に提出しています。これに対して、住民らは、「治水対策の必要性や緊急性が増している」として、工事に早期着工するよう求めました。近畿地方整備局では事業の推進に努力したいとしています。

( 2008/10/17 14:19 更新)

橋下知事が「財政研究会」に初出席

大阪府は年内に最終報告まとめる

大阪府の財政ルールを明確にしようと、橋下知事の提案で設けられた「財政研究会」に知事が初めて出席し、意見交換しました。財政研究会は去年、発覚した「赤字隠し」とよばれる減債基金からの借り入れなどをやめ、財政ルールを見直そうと、知事の提案で設けられたものです。メンバーは各部局の財政担当者で構成され、「収入の範囲内で予算を組む」という理念のもと、財政課題を検討しています。研究会に初めて出席した橋下知事は、「大阪府政の舵取りの基準が全国の基準となるような行財政運営の指針作りをお願いしたい」と話しました。大阪府は今後、有識者の意見を聞き、年内に最終報告をまとめます。

( 2008/10/17 14:15 更新)

ＮＯＶＡ元受講生が猿橋元社長らを提訴

元受講生２４人が総額１６００万円の賠償求め提訴

経営が破たんした英会話学校・ＮＯＶＡの元受講生が、前払いした受講料などの返還を求めて、猿橋望元社長や監査法人を相手に損害賠償を求める訴えを起こしました。大阪地裁に訴えを起こしたのは、関西や九州などに住むＮＯＶＡの元受講生２４人で、いずれも受講料や教材費などを前払いしてＮＯＶＡと長期の受講契約を結んでいました。訴えによりますと、ＮＯＶＡは本来、負債として扱わなければいけない前払い受講料の４５パーセントを売り上げとして計上していました。そして、これを元手に新規に教室を開くなど、無軌道な経営を行い、破たんを招いたとして、猿橋元社長や監査法人に対し、約１６００万円の損害賠償の支払いを求めています。弁護団によりますと、ＮＯＶＡの経営が破たんした後、このような集団訴訟が行われるのは全国で初めてだということです。

( 2008/10/17 12:35 更新)

「郵便３社」連携で強盗訓練

客が２人組の強盗に人質にとられたという想定

郵政民営化から１年が過ぎましたが、京都市の郵便局で１７日、分社化された会社同士の連携を確認するため、強盗を想定した訓練が行われました。京都市左京区の郵便局で行われた訓練は、２人組の強盗に客が人質にとられ、窓口で金を要求されるという想定で行われました。今回の訓練は、去年の民営化によって分社化された３つの会社がひとつの郵便局の建物の中に入るようになったため、お互いに連携がとれているかどうかを確かめるためのものです。強盗の侵入を「ゆうちょ銀行」の職員が電話やボタンで他の会社に知らせるなどの動きを確認しました。郵便局の３社では今後も、こうした連携を行う訓練を続けることにしています。

( 2008/10/17 12:30 更新)

「反貧困キャラバン」が大阪府と市に要望

「非正規労働や生活保護の問題」に取り組むよう要望

非正規労働や生活保護の問題に取り組む市民グループが１７日、大阪府と大阪市を訪れ、貧困の問題に取り組むよう求めました。弁護士や市民団体によって結成された「反・貧困キャラバン」は、今年７月から全国を回って非正規雇用や生活保護の問題を街頭で訴えてきました。１７日は最低賃金の引き上げを国に強く求めること、そして公営住宅の整備や家賃の引き下げなどを求めました。シングルマザーの支援者は、「最低賃金ギリギリで働いている人が非常に多くなっている。それでは生活できないので、朝早くから夜遅くまで働いて体を壊してしまう人、心を病んでしまう人がたくさん出てきている状況です」と訴えました。グループは大阪府の橋下知事に対しても、同じような要望書を提出しました。

( 2008/10/17 12:27 更新)

コハクチョウ３９羽　飛来

「冬の使者」は、４５００キロも離れたシベリアから飛来

滋賀県の琵琶湖岸では、冬の使者「コハクチョウ」がはるかシベリアから今年も飛来し始めました。コハクチョウの群れは、滋賀県湖北町延勝寺沖の琵琶湖で羽を休めていて、１７日は３９羽が確認されました。コハクチョウは毎年冬になると、生息地のシベリア北部からはるばる４５００キロも離れた琵琶湖に渡ってきて、翌年の３月下旬ごろまで越冬します。今年は去年より５日早い今月１０日に、１羽の姿が確認されていましたが、コハクチョウは群れで行動するため、観測史上初めてのこととなりました。それから１週間、１７日待ちに待った第二陣が群れでやってきました。琵琶湖に降り立ったコハクチョウは、水草をついばんだりしながら長旅の疲れを癒していました。

( 2008/10/17 12:20 更新)

淀川水系流域委員会　「ダム建設は不適切」意見書を国に提出

国が進めているダム計画について、淀川水系流域委員会は「建設は不適切」とする意見書を改めて国に提出しました。流域委員会が提出した意見書では、国が進めている４つのダム計画の内、滋賀県の大戸川ダム、三重県の川上ダム、京都府の天ヶ瀬ダムについて「緊急性が低く建設は不適切」などとしています。しかし国はすでに委員会を無視する形で計画案を発表していて、意見書は市民からのひとつの意見として扱うとしています。国交省近畿地方整備局宮武晃司調査官は「流域委員会は諮問機関ではない、諮問をお願いしている訳ではないので」「反映するかという観点で意見をもらったわけではない」と話しています。国が整備計画を決めるには、流域にある６府県の知事の意見を聞く必要があり、流域委員会はそれぞれの知事にも意見書を提出する予定です。

( 2008/10/17 12:03 更新)

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