ネプチューンが“昇格”と“高額”をクリア？

　お笑いトリオ「ネプチューン」には笑いが止まらない状況か。

　先週８日に深夜から昇格した「ナニコレ珍百景」（テレビ朝日）がスタート。初回の３時間ＳＰは１５．２％（ビデオリサーチ調べ・関東地区）という高視聴率をマークした。

　同番組は日本全国にある“とんでもない”建物や看板、風景を映像で紹介する番組で、９月までは深夜に放送されていた。テレ朝ではこの手の昇格番組の失敗が目立っていたが、「ナニコレ」は乗り切れそうだ。

　また、ネプチューンはもうひとつ夕方からの“昇格番組”「しゃべくり００７」（日本テレビ）が２０日にスタートする。コンスタントに高視聴率をマークしている「ネプリーグ」（フジテレビ）を含め、ゴールデン、プライムで３本のレギュラーを持つことになる。

「ネプチューンのギャラは１時間１１０万円前後と芸人の中でも『Ａクラス』のお値段で、ピンでも名倉潤が１００万円、堀内健と原田泰造は７０万円といわれています。一時は何本もの冠番組を抱えていたネプチューンが、先月まで深夜以外では『ネプリーグ』だけだったのも、高いギャラがネックになっていたからだといわれています」（テレビ関係者）

“昇格番組”と“高額ギャラ”のハードルをクリアというわけだ。ネプチューンの勢いはいつまで続くのか。

（日刊ゲンダイ2008年10月15日掲載）