自民党県連は、次期、衆院選への立候補を見送った、中山成彬前国土交通大臣に代わる候補を決める、公募制の選考委員会を、18日午後開き、前の参議院議員の上杉光弘氏を宮崎1区の候補者にすることを決めました。選考委員会は非公開で行われ、公募に申し込んだ19人のうち、条件を満たさなかった5人と18日までに辞退した5人を除く、あわせて9人が、面接などの審査を受けました。そして、二次審査に進んだ3人について、選考委員43人による投票が行われた結果、前の参議院議員の上杉光弘・元自治大臣が30票、35歳の国家公務員が11票などとなり、上杉氏が公認予定者に決まりました。(上杉光弘前参院議員)「全身全霊を打ち込んで、皆さんからご支持いただいたことに対するお返しをするべく、宮崎県自由民主党の課題であります挙党体制と一致結束した党のあり方というものを、私も全力をあげて取り組んでまいります」また、初の試みとなった公募制について、自民党県連の緒嶋雅晃会長は、次のように述べました。(自民党県連・緒嶋雅晃会長)「選ぶ人も、選ばれる人も大変だった。いかに、県民目線で選ぶのか、そういうことも含めて、もうちょっと考えなきゃいかんのがあるのかな、というのが率直なところ、完璧ではない」宮崎1区には、これまで、共産党の馬場洋光氏と、無所属で、民主、社民、国民新党が推薦する川村秀三郎氏が、立候補を表明しています。
11月のダンロップフェニックストーナメントを前に、大会ボランティアを対象にした救命講習会が、宮崎市で開かれました。この講習会は、ダンロップフェニックストーナメントを前に、ギャラリーの安全確保のための知識を身につけてもらおうと、大会事務局が今回初めて開いているもので、大会のボランティア、約50人が参加しました。参加者たちは、宮崎市消防局の職員から、人口呼吸や心臓マッサージなど、心肺蘇生法についての説明を受けた後、心臓停止時の救命器具である「AED」を使いながら、救命処置の方法を真剣に学んでいました。今年で35回目を迎えるダンロップフェニックストーナメントは、11月20日に開幕します。
畜産の街、都城市では、特産の牛、豚、鶏をPRしようと、焼肉大会が開かれました。都城焼肉カーニバルと名づけられた、このイベントは、いずれも生産額日本一を誇る、都城産の牛、豚、鶏を広くPRしようと、都城観光協会が企画したもので、会場となった都城市高城町の観音池公園は、昼ごろから大勢の家族連れなどでにぎわいました。会場では、地元特産の牛肉などが販売され、買い求めた客は、さっそく備え付けのコンロで焼いて、特産の肉を堪能していました。また、さまざまなステージイベントや、牛、豚、鶏のキャラクターによるパレードも行われ、家族連れなどが、楽しいひとときを過ごしていました。カーニバルは、観音池公園で、18日夜9時まで開かれ、主催者側は、約1万5千人の人出を見込んでいます。
県産材の需要拡大を図ろうと、18日から日向市で、「宮崎やまんかん祭り」が始まりました。宮崎やまんかん祭りは、山の神を敬い自然の恵みに感謝しながら、木にふれてもらおうと、県木材需要拡大推進会議が開いたもので、会場のJR日向市駅前広場周辺には、多くの家族連れが訪れました。イベント会場では、親子で楽しむ「木工教室」や「ログハウス」の組み立ての実演など、県産材を使った催しが繰り広げられました。このほか、会場では、「杉でつくる幸せ空間」をテーマに、全国各地から応募のあった60作品のうち、一次審査を通過した10作品が展示され、注目を集めていました。「宮崎やまんかん祭り」は、19日まで開かれます。
医療用のガーゼを素材に製作された、洋服などの作品展が日南市で開かれています。この作品展は、日南市星倉の主婦、中村邦子さんが、ガーゼ服のすばらしさを知ってもらおうと開いているもので、会場には、ワンピースやブラウス、それにマフラーなど、約200点が並べられています。作品は、材料の医療用ガーゼを重ね合わせたり、青や紫に染め上げて仕上げるなど、さまざまな工夫がこらされています。ガーゼの服は、やわらかで着心地もいいということで、即売も行われています。この作品展、日南市飫肥のギャラリーこだまで11月9日まで開かれています。
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