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日本サムスン、デジタルフォトフレーム用ソフトにウイルス混入


編集部で検証したところ、該当ファイルのダウンロード時にウイルスは検知されなかったが、インストールウィザードに移行する際に検知された
 日本サムスンは16日、同社のデジタルフォトフレーム用のソフトウェアにウイルスが混入していたことを明らかにした。該当ソフトは、日本サムスンが国内で販売しているデジタルフォトフレーム全機種が対象で、8月28日から10月9日まで同社サイトからダウンロード可能となっていた。

 混入していたウイルスは「W32.Sality.AE」という名称。シマンテックによれば、W32.Sality.AEは実行ファイルへの感染で拡散し、悪意のあるサイトから有害なファイルをダウンロードする恐れがあるとしている。また、ウイルス対策プログラムやファイアウォールなどセキュリティ関連アプリケーションの停止も図るという。

 このウイルスが、デジタルフォトフレームをPCのサブディスプレイとして利用するためのソフトに混入。Windows XPを対象とした「FrameManager_XP_V1.08.exe」という実行ファイルに感染していた。現在は、ウイルスが感染していない旧バージョン「FrameManager_XP_V1.06.exe」が公開されている。

 なお、製品に同梱されているCD-ROMに収録されている「FrameManager」や、サイトで公開していたVista向けの「FrameManager」については、ウイルスは感染していないとしている。

 日本サムスンによれば、ウイルスが混入していたソフトがダウンロードされたのは「数十件」。しかし、現時点で同社はウイルス混入の事実をサイト上などで広く告知する予定はないとしており、ユーザーからの問い合わせに応じて個別に対応するという。


関連情報

URL
  日本サムスン
  http://www.samsung.com/jp/index.html
  W32.Sality.AEの概要(シマンテック)
  http://www.symantec.com/ja/jp/security_response/writeup.jsp?docid=2008-042106-1847-99
  関連記事:サムスン、USBディスプレイにもなるフォトフレーム[PC Watch]
  http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/1003/samsung.htm


( 増田 覚 )
2008/10/17 18:44

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