更新日時: 2008年10月18日(土) AM 07:11
●さよなら電気機関車「ムーミン」12月から最後の運行
「ムーミン」の愛称で親しまれ、今冬さよなら運行するEF55
 「ムーミン」の愛称で親しまれる電気機関車EF55が鉄路から姿を消すことになり、十二月から来年一月にかけてJR高崎線、上越線、信越線で「さよなら運行」を行う。現在動いているJRの電気機関車では最後の一台とされ、JR東日本高崎支社は十七日発表した今冬の臨時列車に、EF55の運行計画を盛り込んだ。

 EF55は流線形の愛らしい外観が人気を呼び、通常の運行をやめた一九六四年以降も鉄道イベントや臨時列車でファンの関心を引きつけてきた。最後の一台は三六年三月の製造で、高崎支社が保有。老朽化とともに故障が目立つようになり、今冬限りで正式に引退する。今後はJRの「凖鉄道記念物」として保管される見通し。

 さよなら運行は十二月六日の上野−水上間を皮切りに、同十三日から高崎−水上間、来年一月十日から高崎−横川間、同十七日に大宮−安中間を走り、計十回にわたる。

 他の電気機関車やディーゼル機関車の補助を受けてけん引するケースが多いが、高崎−水上間はEF55独力での運行となる。乗客の定員はいずれも五百人程度(全席指定で発売予定)。記念のさよならイベントも行われるという。

 冬の臨時列車全体では十二月から来年二月末までの期間中に、新幹線千六百四十三本、在来線九十三本の計千七百三十六本を運行。新宿−長野原草津口間の特急電車「新宿あがつま草津」、快速電車「湘南新宿ライン」の熱海延長などが計画されている。
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