伊大聖堂落書き:おわびにバイト代15万円寄付…京産大生

 世界遺産に登録されている伊フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に落書きし、停学処分を受けた京都産業大(京都市北区)の男子学生3人が、夏休みのアルバイトでためた約15万円(1000ユーロ)を大聖堂に寄付した。大学が17日、明らかにした。大聖堂からは「心遣いは本当に素晴らしい。修復に使わせていただく」とのメールが大学に届いたという。

 大学によると、3人は今年3月に旅行した際、大聖堂最上階の石柱に油性ペンで名前や大学名を落書き。14日間の停学処分を受けた。学生が申し出た修復の手伝いは「専門家でないと不可能」と断られたため、アルバイトに精を出し、今月15日に現金を振り込んだという。【朝日弘行】

毎日新聞 2008年10月18日 13時29分

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