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裁判:滝川介護タクシー代不正受給 住民訴訟の第1回口頭弁論

 生活保護を受けていた夫婦に滝川市が2億円以上の介護タクシー代をだまし取られた事件に絡み、市民169人が「市職員が不正受給を防ぐ注意義務を怠った」として田村弘市長ら市幹部5人に計2億3886万円の損害賠償支払いを求めた住民訴訟の第1回口頭弁論が24日、札幌地裁(杉浦徳宏裁判長)であり、市幹部側は請求の棄却を求めた。

 訴状によると、市は06年3月~07年11月、元暴力団組員の片倉勝彦受刑者(43)=懲役13年、確定=と妻ひとみ被告(38)=懲役8年、控訴中=に介護タクシー代として計2億3886万円を支給。住民側は「市職員は片倉夫婦の言われるがままに多額の公金を支出した」と主張している。

 この日の法廷で、原告団長の富沢和雄元市議(80)は「全国的にも恥ずべき行政対応であり、市政のあり方に深刻な問題点があると思わざるを得ない。裁判長には2億円余りの不正支給への厳しい処断を強く求めたい」と意見陳述した。【芳賀竜也】

毎日新聞 2008年9月24日 11時29分

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