岡山放送局

2008年10月17日 20時58分更新

中学生が赤ちゃんとふれあい


中学生に赤ちゃんを抱いたり、あやしたりする体験をしてもらい育児の難しさや命の大切さを考えてもらう授業が17日、岡山市で行われました。

この授業は、岡山市の保健所が子どもたちに命の大切さについて考えてもらおうと開いたもので、市内の会場には、妹尾中学校の3年生およそ60人が集まりました。

参加した中学生は、学校の家庭科の授業で赤ちゃんの抱き方やあやし方を人形を使って学んできていて、17日は、ボランティアで参加した赤ちゃんを連れたお母さんのアドバイスを受けながら、実際に赤ちゃんを抱いたり、あやしたりしました。

中には、抱いた途端に泣き出してしまう赤ちゃんもいて、中学生たちは子どもと接する難しさを実感していました。

また、母親から夜中でも2時間おきに起きあがって赤ちゃんに授乳しなければならないことを聞いて、子育ての大変さを感じている様子でした。

参加した中学生は、「実際に抱いてみると人形と違ってうまく抱けませんでした」とか「赤ちゃんはとてもかわいくて、子育てを身近に感じることが出来ました」などと話していました。