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インゲン、袋に1ミリの穴 警視庁、薬物混入と関連捜査

 中国製冷凍インゲンから殺虫剤ジクロルボスが検出された問題で、警視庁捜査一課は17日、東京都八王子市の主婦(56)が同市内のスーパーで購入したインゲンの袋を鑑定した結果、約1ミリの穴が開いていたと発表した。この穴から人為的に薬物が混入された可能性もあり、同課は穴が開いた経緯と混入との関連を慎重に調べている。

 調べによると、袋の左側にはもともと通気用に直径7―8ミリの穴が2カ所開いており、その近くで直径1ミリ程度の穴が1カ所見つかった。問題の商品の袋には当初、穴などの異常はないとされていたが、同庁科学捜査研究所で詳しく鑑定したところ、主婦が開封の際にはさみで切り取った袋の端に穴があったという。

 主婦は11日夜に同市内のイトーヨーカドー南大沢店で商品を購入。12日夜に自宅でインゲンを調理して味見したところ、石油のようなにおいや舌のしびれなどを感じ、体調不良を訴えて入院した。(07:00)

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