事件・事故
山口組、分裂の恐れ 後藤組組長の除籍問題
指定暴力団山口組傘下の有力組織で二次団体の後藤組(静岡県富士宮市)の後藤忠正組長(66)が山口組から除籍された問題で、山口組が後藤組長を、除籍よりも重い絶縁処分にしたとみられることが十六日、兵庫県警などの調べで分かった。
県警などによると、後藤組長は、全国に約百人いる山口組直系組長の一人。後藤組長が除籍を拒否したため、十六日に山口組側と話し合いの場が持たれたが決裂し、最も重い絶縁処分になったらしい。絶縁は組から追放される制裁で、暴力団廃業が原則とされる。
後藤組長に追随して山口組脱退を表明している直系組長もおり、日本最大の暴力団組織である山口組が分裂状態となる可能性も出てきた。県警は同日から、神戸市灘区の山口組総本部周辺のパトロールを強化するなど警戒を強めている。
後藤組は「経済ヤクザ」である半面、山口組内の「武闘派」として東京進出に深くかかわったとされる。
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