小川容疑者「火付けた記憶ない」 接見弁護士に大阪・難波の個室ビデオ店放火事件で、逮捕された小川和弘容疑者(46)が接見した国選弁護人の岡本栄市弁護士に「本当は火を付けた記憶がない」と話していることが17日、分かった。岡本弁護士が報道陣に明らかにした。 岡本弁護士によると、小川容疑者はこれまで放火したことを認めた上で、捜査当局には「皆が死んだらごめんなさいという気持ちがあった」と供述。一方、接見では「自殺するつもりだった。人を巻き込むつもりはなかった」と異なる説明をしていた。 食い違いについて問いただすと「DVDを見て、たばこを5本くらい吸った。気が付くと煙が出ていた。たばこの火の不始末が原因だったのかもしれない」と返答。 放火したとされる新聞が入っていたキャリーバッグも「個室に持ち込んでいない」と話したという。岡本弁護士は「説明が揺れているが、調書の訂正は求めていく」としている。
【共同通信】
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