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2008/10/17 15:58 KST
韓国映画の輸出額が急減、対日輸出の落ち込み響く


【ソウル17日聯合】ここ2年間にわたり、韓国映画の海外輸出額が年間50%以上急減している。

 映画振興委員会が17日に国会文化体育観光放送通信委員会所属議員に提出した資料によると、韓国映画の海外輸出総額は2006年が前年比68%減の2451万ドル、2007年も同50%減の1228万ドルと集計された。

 輸出総額は2001年が1125万ドルで前年比59%増加し、2002年にも33%の増加をみせた後、最盛期だった2003年は107%、2004年は88%、それぞれ増加した。2005年も30%増の7599万ドルを記録、輸出がピークに達した。映画1本当たりの平均輸出価格も毎年少しずつ上昇し、2005年に最高の37万ドルを記録したが、ここ2年は急落をみせ、昨年は3万8000ドルとなった。

 資料を公開した議員は、「2006年に日本への輸出が前年の6分の1に落ち込み、こうした傾向が昨年も続いた」とし、これは韓流市場の日本に対し著作権取引の慣行やマーケティング方法などにおいて戦略的なアプローチができなかったためだと指摘した。