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デジタルライフトップ > MSNガジェットニュース 第2回 ケータイの通話やメールを着信する直前に気付くのはナゼ?
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たまにケータイのバイブやランプ等が鳴動する前に、
着信に気付くことってありませんか。
「あれ、メールでも受信したかな?」
そう思って液晶ディスプレイに目をやると何の反応もない。
勘違いかと思ったその瞬間! 鳴り響くケータイ。
あのシックスセンス的現象はいったい何なのか?
気のせい? それともケータイからの虫の知らせ?
身の回りのあるガジェットで検証してみました。
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黒電話時代からあった“勘違い着信現象”
よく考えたら電話にまつわる“勘違い着信現象”は今に始まったわけではありません。
ぼくもティーンネイジャーの頃、ほのかに想いを寄せていた女子と長電話する仲になった際、
「あ、電話のベルが鳴ったかも」と思って黒電話(!)が置いてある居間まであわてて行っ
たのに、電話は微動だにしていなかった…なんてことが多々ありました。
うむ、ナチュラル・ボーン・ケータイ世代にはわかるまい。
それを友人らと、空耳をもじって“空でんわ耳”と名付けて認識していたわけですが、 最近ではケータイの“錯覚バイブ現象”が話題になっているように、 いつの時代もこうした“勘違い着信現象”は存在したようです。
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バイブ錯覚は、内なる狼少年の仕業か
なお前述の“錯覚バイブ症候群”のメカニズムを心理学的にアプローチした研究もあるとか。
それが米国イリノイ大学心理学部のアレハンドロ・イエラス准教授の研究。
いわく、ケータイの着信に気付くことは、現代人にとってとても重要なこと。それがゆえに、ケータイをバイブ設定にしてパンツのポケットなどに入れておくと、足やお尻に当たった何らかの刺激を、着信として誤認するのだそう。
これはバイブモードに限った話ではなく、着信音でも同様の現象が起こるのだとか。特に騒がしい場所だと、無意味なノイズの中から自分のケータイの着信音に似た音を、着信音だと混同してしまう。
しかし、今回のネタがこれら“勘違い着信現象“と全然違うのは、勘違いではなく、“実際に着信する”ってところなんですよね。
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錯覚じゃなく、実際に着信するのがミソ
もちろんぼくも、まるで勝ち目のない仮説を立てるはずがありません。
この“着信前に着信に気付く現象”は、もしかして気のせいではないかもしれない。 そう思うようになったのは、“ノイズキャンセリングヘッドホン”(以下NCヘッドホン)を使用していた時のことです。
NCヘッドホンが何かを知らない方に、ふんわり説明さしあげますと、街中の騒音てありますよね? 工事中の音から、電車やトラックの走行音、スピーカーから流れるBGMその他モロモロの騒音。そういった外部の騒音を、ヘッドホンに内蔵されたマイクでとらえて、その騒音と全く逆(位相)の音をぶつけて消しちゃうっていうシロモノです。
騒がしい電車内やカフェなどで電源を入れると、スッと静かになるので、音楽や学習に集中したい人にオススメなガジェットなわけです。
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