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看護師の過労死を認定 「不規則勤務を総合判断」
(10/17 17:05)


 昨年5月、東京都済生会中央病院で働いていた看護師高橋愛依さん=当時(24)、東京都港区=が当直明けに意識不明となり、致死性不整脈(推定)で死亡したのは過労が原因として、三田労働基準監督署は17日までに労災認定した。

 都内で同日、記者会見した川人博弁護士によると、三田労基署は遺族に「月平均約80時間の残業や不規則な勤務が認められ、総合的に判断した」と伝えたという。

 過労死の認定基準となる残業は原則的に月80時間。基準を大幅に超える残業は確認されなかったが労災認定された点について、川人弁護士は「不規則勤務を含め過重な業務を適正に評価した意義は大きい」と話した。看護師の過労死認定は珍しいという。

 高橋さんは昨年5月28日朝、手術室のストレッチャーに突っ伏し意識を失っているのを同僚に発見され、同日夕に死亡が確認された。

 手術室の担当で、朝から翌朝まで24時間以上拘束される宿直勤務を月に平均4回こなし、昨年4月末にも勤務中に倒れていた。

 

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