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韓国のゲーム会社、売上高700億円達成へ

NHNなど大手3社、輸出額20%超

 韓国のオンラインゲームの年間売上高が今年、史上初めて1兆ウォン(約739億3400万円)を突破する見通しとなった。

 16日、主なゲーム会社の今年予想される海外実績について調査した結果、ゲームの輸出額が昨年の7億8000万ドル(約792億7100万円)から、今年は9億ドル(約914億6700万円)台にまで増えることが分かった。昨年は1ドル=900ウォン台だったウォンの対ドル相場が、現在1ドル=1300ウォンとなっていることを考慮すれば、ウォンに換算した売上実績は1兆ウォンを大幅に上回ることになる。上位のゲーム会社の輸出額が二ケタの伸びを維持し、中位の会社も輸出攻勢をかけることで、ゲームの輸出額は急増の一途をたどっている。

 NHN、ネクソン、NCソフトのゲーム会社大手3社による今年の海外での売り上げは、昨年より約20%増の4億8000万ドル(約487億7800万円)程度になると推定されている。ゲームのポータルサイト「ハンゲーム」で知られるNHNは日本で、昨年に比べ30%も多い1億2000万ドル(約121億9400万円)の売り上げが予想される、と発表した。また、中国でも昨年より20%ほど多い4390万ドル(約44億6600万円)の売り上げが見込まれ、海外だけで計1億6400万ドル(約166億8200万円)の売り上げを達成するとみられる。

 ネクソンも中国でレーシングゲーム『カートライダー』の同時アクセス数が80万人を記録し、また米国でも『メイプルストーリー』が善戦したことで、昨年の輸出額(1億5000万ドル=約152億4450万円)よりも20%程度の伸びが見込まれる。また、NCソフトも『リネージュ2』などの売り上げが伸び、今年上半期だけで昨年より10%も多い7500万ドル(約76億2200万円)の輸出額を達成した。

チョン・ジンヨン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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