【ロサンゼルス16日共同】1981年の米ロサンゼルス銃撃事件で、サイパンからロスに移送直後、自殺した三浦和義元会社社長(61)=日本では無罪確定=の弁護人マーク・ゲラゴス氏は16日、記者会見し「(自殺でないとする)証拠がいくつもある」と述べ、独自調査を早ければ来週中にも終える見通しを明らかにした。 ゲラゴス氏は自殺とするロス市警の発表や報道は「正しくない」と強調。「本当に何が起きたかを突き止めることが重要だ」と繰り返した。 会見にはサイパン出発の前日に三浦元社長と話したサイパンの弁護人バーライン氏も参加。同氏は「特に変わった様子もなかった。自殺とするにはつじつまが合わない」と話した。 会見に先立ち、ゲラゴス氏らと三浦元社長の妻は16日、ロス郡検視局の担当者と面会した。遺族は近くロス市警の担当者とも面会し、自殺の状況などについて説明を受ける予定。 |