矯正歯科の治療方法と矯正装置

金属製ブラケットの画像

透明なブラケットの画像

リンガルブラケットの画像

八重歯の画像

八重歯の矯正治療の画像

捻れた前歯の矯正治療

出っ歯・上顎前突症の画像

非抜歯矯正治療の画像

前突した口元の画像

反対咬合・受け口の画像

八重歯の舌側矯正治療の画像

出っ歯の舌側矯正治療の画像

矯正装置

金属製ブラケット(メタルブラケット)

 基本的なブラケットで,治療効果も確実で,もっとも信頼されています。子どもの矯正治療から,成人の矯正治療まで,幅広く利用されています。目立つことを気にされないのならば,最もお勧めの矯正装置です。

透明なブラケット

 金属製ブラケットの「目立つ」欠点を改善したものです。以前は破折しやすいという欠点がありましたが,現在のセラミックブラケットや硬質プラスチックブラケットは改善されており,安心して利用できます。

リンガルブラケット

 歯の裏側に使用する矯正装置(ブラケット)がリンガルブラケットです。歯の裏側に矯正装置がつくために,矯正治療中であっても矯正装置が見えません。リンガルブラケットの欠点リンガルブラケットを使用することで良好な結果を得られるケースリンガルブラケットを使用しない方がよいケースについての解説もあります。

矯正治療の方法について

八重歯の矯正治療(1)

 八重歯は日本人に多くみられる不正咬合のひとつです。八重歯はかわいい,と認める傾向が以前は日本国内にはありましたが,現在ではほとんどの人が矯正治療で治しています。矯正治療の前後での変化を確認して下さい。

八重歯の矯正治療(2)

 左右の犬歯が八重歯になることもあります。このときは,2番目の前歯である側切歯が後方の位置にあることが多くなります。矯正治療では,八重歯を治すだけでなく,前歯全体の凸凹(叢生状態)も改善して,整った歯並びにします。歯並びを歯列といいますが,正面からの見た目だけでなく,咬み合わせの面から見た歯列の形も整うことを確認して下さい。

捻れた前歯の矯正治療

 前歯が捻れたり,後ろへ引っ込んでいる場合があります。審美歯科治療などで,歯を削って整えることもできますが,矯正治療では歯を削ることなく,正しい位置に歯を再排列することが可能です。ここではリンガルアーチによる治療法と,固定式保定装置(フィックスリテーナー)を確認できます。

出っ歯(上顎前突症)の見えない矯正治療

 上の前歯が凸凹で,前方へ出ている,出っ歯(上顎前突症)の治療です。患者さんが成人ということもあり,上下とも歯の裏側に矯正装置(リンガルブラケット)をつける,見えない矯正治療法(舌側矯正治療法)で治療を行いました。

歯を抜かない八重歯の矯正治療

 八重歯の矯正治療では,歯を抜く必要があります。しかし,適切な時期に矯正治療を始めることで,歯を抜かずに治療することが可能です。

口元の突出感を改善する矯正治療

 上下の歯が前方へ出ていることが原因で,上下顎前突となっている場合の治療法です。矯正治療後には,前歯が下がっただけでなく,ひとまわり小さな歯列(歯並び)となっています。

反対咬合(受け口)の矯正治療

 反対咬合(受け口)は,小学生のうちに治療しておくべき不正咬合です。しかし,矯正治療を受ける機会がなく,成人となった人の矯正治療です。

八重歯の矯正治療

 日本人に典型的な八重歯の矯正治療です。患者さんは成人で,歯の裏側からの見えない矯正治療(舌側矯正治療法)を希望しています。八重歯の治療と同時に,口元を後ろに下げることもできた矯正治療です。

前歯の凸凹と出っ歯の感じを矯正治療で治す

 成人の方に対する見えない矯正治療(舌側矯正治療法)の治療を紹介します。歯を抜く必要性についても説明します。

成人の矯正治療の特異性

 矯正治療を受ける患者さんの年齢によって,矯正治療で使用する矯正装置やテクニックが異なるだけでなく,矯正治療を進める上で留意しなければならない点も異なってきます。成人を矯正治療するにあたって,子どもとは違うケアが必要な事項について解説します。

歯の裏側に矯正装置をつける見えない舌側矯正治療

 歯並びの矯正治療はしたいけれども,目立つ矯正装置を付けるのがいやだ,という意見があります。とくに,子どもの頃に矯正治療を受ける機会がなかった成人の方が矯正治療を受けようと考えたときに,最も問題となる点です。そのような方に適した矯正治療法を紹介します。

矯正装置の違和感が減少したミックス矯正治療

 歯の裏側に矯正装置を付ける矯正治療法は,外からは見えることなく矯正治療を受けられるという利点がありますが,矯正装置が邪魔で,治療期間も長くかかるといううわさを聞いたことがあると思います。矯正装置の違和感を減少させ,治療期間の短縮をはかった,ミックス矯正治療を紹介します。

成人の矯正治療で患者さんと歯科医に要求されること

 子どもの治療が中心であった矯正歯科医院に,矯正治療に興味を持った成人が治療に訪れるようになり,矯正治療の現場で成人の占める割合が大きくなってきています。成人の方に対する矯正治療を担当する矯正歯科医に要求されていることについて考えます。

上顎側切歯の先天欠如の矯正治療

 上顎側切歯の先天欠如を主訴として矯正歯科を受診する患者に対する治療について。

反対咬合の自然治癒の可能性

 乳歯の反対咬合は自然治癒することが知られています。つまり,小学校入学前の子どもに反対咬合が認められるからといって,すぐに矯正治療を行う必要はありません。しかし,すべての反対咬合が自然治癒するのではないので注意が必要です。

上顎片顎抜歯の矯正治療

 上顎両側第一小臼歯のみを抜歯し,下顎を非抜歯で矯正治療を行う方法を紹介。

治療方法と矯正装置のトップへ  

河野矯正歯科医院 東京都渋谷区道玄坂2-6-15鈴井ビル7階 電話 03−3461−1103