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「こどもが見てますよ」。師走の横断歩道で

【PJ 2006年12月05日】− 師走の声を聞くと、急に忙しい気分になります。心なしか街を歩く人も早足になっています。

 5日の昼休み、自転車に乗って横断歩道の信号が変わるのを待っていると、横のほうから、「子供が見てますよ」と男性の声が聞こえました。振り返ると、信号が赤なのに横断歩道を渡ろうとしていた50代の男性を、男子高校生が注意していました。そのおじさんの隣には、ベビーカーを押しながら、3−4歳の男の子の手を引いて信号を待っているお母さん。

 子供を育てるのは、親や教師だけではありません。社会全体の責任でもあります。「赤信号で横断歩道を渡ってはいけない」というのは最低限の道徳ですが、それを破ろうとしているオトナに、「子供が見ているところで何をやっているんだ」と注意した高校生は立派です。「赤信号だろ!」ではなく「子供が見てますよ」という注意の仕方は、高級です。

 すぐに信号が変わって、お子さんを連れたお母さんは「どうもありがとうございました」と高校生にお礼を言って渡っていきました。叱られてしまったおじさんも、恥ずかしそうに「悪かったな」と高校生に言ってました。素敵な光景だと思いました。現代社会が失った何かが、そこにあったような気がしました。【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 小林 亮一【 宮城県 】
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