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比女性ビザ、倉田副大臣口利き 慈善名目、実はパブ勤務(2/2ページ)

2008年10月17日3時1分

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 これまでの調べなどによると、未来チャリティー実行委員会は07年春ごろから、06年に土砂災害で被害を受けたフィリピン・レイテ島への復興支援のチャリティーショーをするとして女性の短期ビザを多数申請。女性らはフィリピン大使館主催のコンサートに出演する一方、浜松市のパブなど5店舗に派遣されていたという。

 一方、関係者の証言によると、倉田氏はこの案件について「チャリティーの件をよろしく」などと外務当局や入管当局に複数回にわたって働きかけをしていたという。また、NPO法人関係者などによると、倉田氏の元公設秘書は、発足当時からこの団体に関与し、関係省庁からNPO法人への連絡先となっていたほか、ビザの発給の状況について関係省庁に頻繁に問い合わせをしていたとされる。

 倉田氏は弁護士で、00年の衆院選で初当選。現在3期目。自民党の法務部会長などをしていた。

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