16日午後4時10分ごろ、嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車(トロッコ嵯峨発トロッコ亀岡行き、計6両)が京都府亀岡市篠町山本の朝日トンネル内で立ち往生した。305人の乗客らは、係員の誘導でトロッコ亀岡駅までの線路上を約2.5キロ歩いた。
同社や地元消防によると、列車のディーゼルエンジンが突然停止したという。トロッコ亀岡駅で乗客の30代の女性が不調を訴え、亀岡市内の病院に運ばれたという。16日はこの列車の後の計3本が運休。17日以降の営業については未定という。
同鉄道のトロッコ列車は保津川沿いの景勝地を走ることで知られ、観光コースとして人気が高い。