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新聞大会:石綿被害報道の大島編集委員「怒り感じた」

新聞協会賞の受賞者あいさつをする大島秀利記者=札幌市白石区の札幌コンベンションセンターで2008年10月15日午前9時39分、西本勝撮影
新聞協会賞の受賞者あいさつをする大島秀利記者=札幌市白石区の札幌コンベンションセンターで2008年10月15日午前9時39分、西本勝撮影

 第61回新聞大会は15日、札幌市で2日間の日程で開幕、新聞協会賞受賞の4社4件が表彰された。

 アスベスト被害を巡り、労災認定のあった事業所名を公表しない厚生労働省の方針を転換させた毎日新聞大阪本社科学環境部の大島秀利編集委員は受賞あいさつで、「厚労省の事業所名隠しで、患者の補償の道を閉ざすことに怒りを感じた」と述べた。

 さらに大島編集委員は「患者の病床に行き、自分のせいでないのに死期を宣告され、患者と家族がいかに苦しんでいるかを知った。あまりに不条理。亡くなった患者の姿が頭から消えず『書かなくては』と体が勝手に動いた」と振り返った。【立山清也】

毎日新聞 2008年10月15日 12時04分(最終更新 10月15日 12時14分)

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