舛添要一厚生労働相は16日、医師不足の要因とされる臨床研修制度の見直しに関して「2年を1年に短縮したらどうか」と述べ、研修期間の短縮を提案した。厚労省と文部科学省が開いた「臨床研修制度のあり方等に関する検討会」(座長・高久史麿自治医科大学学長)で述べた。
2004年に始まった臨床研修制度では、研修先選択の幅が広がったことで都市部の病院を選択するケースが増え、地方の医師不足や医師偏在に拍車をかけたとの指摘がある。検討会では制度の見直しについて、大学教育と卒業後研修を一体的に議論している。
臨床研修には毎年、7500人程度が新たに加わる。厚労相は「仮に2年を1年に変えると、医師が8000人増えるので即効性はあると思う。議論していただきたい」と語った。(22:01)