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山形大医学部:産科など選択し県内研修、3年分授業料免除

 山形大医学部は16日、産科医や小児科などの専修コースを選んだ学生の授業料(年間約53万5800円)を3年間分全額免除する制度を始めると発表した。定員は10人。地域の医師不足と診療科偏在の解消が目的で、全国初の制度。早ければ09年度から実施する。

 3年生の時に、小児科▽産科▽救急医学▽外科のいずれかを選択し、医学部卒業後の臨床研修(2年)と専門医になるための研修(4~6年)を山形県内で受けることを条件に、4~6年生の3年間の授業料を全額免除する。山形県外出身者を優先する。研修終了後の働き場所は自由だが、研修を受けた土地に根付く医師が多いという。

 ただし、医学部卒業後に、条件を守らなかった場合は、免除額に利息10%を加えて返還しなければならない。

 嘉山孝正医学部長は「現在の地域医療は崩壊しつつあり、医学部の定員増だけでは対応できない。医療界が抱える二つの問題を抜本的に解消する方法で、他の大学も追随していただきたい」と話している。【林奈緒美】

毎日新聞 2008年10月16日 東京夕刊

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