一気にドラフトの目玉になる。大田は1メートル88、90キロの大型遊撃手。今夏の北神奈川大会は決勝で慶応に敗れ、甲子園出場は1度もないが、高校通算65本塁打のパンチ力が魅力の高校生ナンバーワンスラッガー。50メートル5秒8の俊足、遠投110メートルの強肩で当初は東海大進学を表明していたが、プロへと進路を変更した。
神奈川・相模原市の同校野球部寮で大田は、「プロは見ていて華がある。自分もそこでやりたいと思うようになった」と理由を話した。8月に広島の実家で広島−阪神をテレビ観戦した際、強く希望するようになったという。
OBの原辰徳監督がいる巨人、王貞治前監督が“ラブコール”を送ったソフトバンクが興味を示す中、門馬敬治監督(38)は「6球団から問い合わせがきている」と明かした。