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銚子市立総合病院:休止問題 市民団体、市長リコール運動開始 /千葉

 ◇賛同呼びかけチラシ配布

 銚子市立総合病院の診療休止問題で、同市の市民グループ「『何とかしよう銚子市政』市民の会」(茂木薫代表)が15日、岡野俊昭市長のリコール(解職請求)を求める運動を始め、賛同を呼び掛けるチラシを新聞折り込みで配布した。リコールの理由について、「市民の声を無視して診療休止を強行した岡野市長には市政を任せられない」と説明している。

 同会によると、署名を集める「受任者」500人で11月から署名収集活動(1カ月間)を実施する。解職請求に必要な有権者数の3分の1(約2万1000人)以上の署名収集を目指す。23日にはリコール決起集会を開き、神奈川県鎌倉市の元市長、竹内謙氏の「銚子市立病院問題を斬る!~市民対話と民主的市政運営~」と題する講演会も開く。

 同市は近く「病院事業あり方検討委員会」を設置して「公設民営」か「民設民営」で来年4月の診療再開を目指す方針だが、同会は「医師や看護師ら約190人を整理解雇するなど、市は無謀策をとった。医療環境が悪くなった銚子には医師は来ないだろう」と指摘する。

 決起集会は23日午後6時から銚子市市民センターで開く。問い合わせは同市民の会事務局(電話0479・25・1515)。【新沼章】

毎日新聞 2008年10月16日 地方版

 
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