医師確保へ臨床研修も一貫 山形大医が学費免除コース山形大医学部(山形市)は16日、小児科など県内の地域医療に携わることを希望する医学部生について、4-6年生の学費を免除し、卒業後の臨床研修まで一貫したプログラムを用意するなどの新たな専修コースを設置すると発表した。 2009年度の開始を目指しており、臨床研修まで組み入れたコースの設置は国内初という。 医学部によると、定員は10人。主に県外出身者を対象とし、医学部4年からコースに所属する。コースは小児科と、産婦人科、救急医学、外科の4科を設ける。 学部卒業後は臨床研修のため同大付属病院に所属し、その後の専門医教育を同病院および県内で受けることが条件。これらの期間は6-8年が目安。他県での勤務を希望する場合は、授業料に一定の利息を加えた額を一括して返還する。
【共同通信】
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