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女児死体遺棄事件、遺体写真がネット流出

2007/10/12 19:31 JST配信

【クアラルンプール】　スポーツバッグの中から行方不明になっていた８歳の女児が遺体で発見された事件で、遺体の検屍および解剖写真が流出しており、被害者のヌリンちゃんの父親が責任者を告訴すると息巻いている。解剖の結果、ヌリンちゃんの死因は性的暴行を受けたことが原因と断定されている。
写真はヌリンちゃんがバッグに詰め込まれた状態や、キュウリが下腹部に突き込まれた状態、解剖で身体を切り裂かれた状態など、遺体のむごたらしい様を写したもの。電子メール経由で広がり、ウエブサイト上に転載する者も出ている。連邦捜査局のクリストファー・ワン・スーキー本部長は、すでに警察内部の調査を始めていることを公表。「（流出させた者が）警察官であっても一般市民であっても逃げられない」と徹底的に追及していく構えを示している。
同事件は、子供の誘拐事件が相次ぐ中で起きたことから国民の関心が高い。監視カメラに映ったバッグを置き去る人物を特定することを中心に捜査が勧められていたが、先ごろ容疑者として拘束された23歳のインドネシア人女性が釈放されるなど難航の様相を示している。

(マレーメイル、ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、10月11日)
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