2008年 10月 15日
年賀はがき到着
来年のお年玉つき年賀はがきが15日、郵便事業会社岡山支店に到着しました。15日午前9時前、郵便事業会社岡山支店に、951万6000枚の年賀はがきを積んだトラックが到着しました。日本郵政グループは去年の民営化に伴って年賀はがきの販売に力を入れていて全国の年賀はがきの発行枚数を、去年、4年ぶりに増やしました。若い女性向けに淡いもも色と鶯色など色つきのものを新たに販売します。また利用者から復活を望む声が多かった地方版の絵入りはがきも、用意され、中国地方版では世界遺産に認定された島根県の石見銀山が描かれています。年賀はがきの販売は今月30日から始まります。

岡山県産マツタケ出荷ピーク
秋の味覚の王様、マツタケの出荷がピークを迎えています。岡山市中央卸売市場では15日朝入荷した県産のマツタケが次々と競り落とされました。15日午前5時半、岡山市中央卸売市場で55キロの県産のマツタケがセリにかけられました。先月下旬の日中の気温が高かったことから入荷時期は例年に比べやや遅めということです。セリでは最も高いもので平年より3割高い、1キロ7万8千円で取り引きされました。最近の朝晩の冷え込みと適度な雨で非常に良い生育環境が整ってきているため今後は価格も落ち着くということです。また、今年は中国産食品への不信感から輸入ものでは中国産マツタケに代わり、豊かな香りが特徴のアメリカ産の入荷が増えているということです。

岡山5区はコスタリカ方式で決着
2人の自民党議員がいる衆議院岡山5区の公認問題で、自民党岡山県連は15日、次期衆院選で、加藤勝信氏が小選挙区、村田吉隆氏が比例区に回るコスタリカ方式を維持する事を決定しました。15日開かれた自民党の県議団総会では、次期衆院選で加藤氏を岡山5区の公認候補として推薦し、村田氏は比例名簿で上位に載せてほしいとする要望書を党本部に提出する事が了承されました。岡山県西部をエリアとする5区では、前回の総選挙直前に、村田氏が小選挙区へ加藤氏が比例区へ回るコスタリカ方式が成立していましたが、次期衆院選に向けて村田氏も、小選挙区への立候補を模索し、調整が難航していました。自民党県連は、今後もコスタリカ方式を継続する事を党本部に求めます。衆議院岡山5区にはこのほか、民主党の花咲宏基氏が立候補を表明しています。

年金支給日で振り込め詐欺集中警戒
年金支給日にあたる15日は警察の全国一斉振り込め詐欺集中警戒日です。高松市の商店街では警察官や銀行の従業員がチラシを配るなど注意を呼びかけました。高松市の丸亀町商店街では警察官や百十四銀行の従業員が振り込め詐欺の手口が書かれたチラシやティッシュ1000個を配りました。年金の支給日にあたる15日は還付金詐欺が多発する恐れがあるため、香川県内では約950カ所のATMに300人の警察官を動員し、客に声をかけるなどして警戒に当たりました。香川県内では今年、振り込め詐欺の被害が過去最悪のペースで増えています。先月末までに去年の同じ時期の1.7倍にあたる149件が発生し、被害総額は約1億5500万円に上っています。

新見市で大名行列
まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような時代絵巻が繰り広げられました。約300年の歴史を持つ大名行列が15日、新見市で行われました。この大名行列は五穀豊穣などを願う新見市の船川八幡宮の伝統行事で約300年の歴史があるといわれています。はかま姿に刀を携えた総勢64人からなる大名行列は八幡宮からお旅所まで1.5キロを「下に〜下に〜」の掛け声とともに練り歩きました。大名行列が通る間は、立ち上がったり、横切ったりしてはいけないという江戸時代の習わしが今も受け継がれています。地元の人や見物客は沿道に座り、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような時代絵巻を楽しんでいました。

オリーブガイナーズの選手が知事に優勝報告
プロ野球独立リーグ、四国・九州アイランドリーグで総合優勝を果たした香川オリーブガイナーズの選手が15日、香川県庁を訪れ、真鍋知事に優勝を報告しました。リーグ前期優勝のガイナーズは今月4日、後期優勝の愛媛マンダリンパイレーツとのチャンピオンシップを制し、見事、リーグ総合3連覇を果たしました。15日は西田真二監督やキャプテンの洋輔選手など10人が香川県庁を訪れ、優勝チームに贈られるチャンピオンキャップを真鍋知事にプレゼントしました。これに対し、真鍋知事は「この勢いでグランドチャンピオンシップの連覇を期待しています」と話しました。ガイナーズは17日に始まるグランドチャンピオンシップで独立リーグ日本一をかけ富山サンダーバーズと対戦します。

違反建築防止パトロール
マンションや住宅などの違反建築を取り締まる建築パトロールが、15日、岡山県内の11の市で一斉に行われました。これは建築物の安全性を確保するため、岡山県などが毎年、行っているものです。岡山市の15階建てマンションの工事現場では岡山市の職員らが廊下の幅や天井の高さが適正かどうか、消防設備が備わっているかなど8つの項目でチェックしました。岡山県によりますと15日にパトロールが行われた279カ所のうち、52カ所で建築確認の表示を現場に掲げていないなどの違反がありました。県ではポスターの掲示や建築相談などで建築基準法の周知を図りたいとしています。