岡山放送局

2008年10月15日 19時20分更新

違反建築のパトロール

建築中の建物が法律に違反していないかどうかを調べる「建築パトロール」が県内各地で一斉に行われました。

このパトロールは今月11日から始まった違反建築防止週間にあわせて、県内の11の市で15日、一斉に行ったものです。

このうち、岡山市では建築指導課の職員らが建築中のマンションや住宅などで、建物が、建築基準法に違反していないかどうか点検や確認を行いました。

岡山市の中心部の15階建てのマンションの建築現場では、担当の職員が設計図を基に、天井の高さや廊下の幅が十分にとられているかや、ベランダに手すりをつけるなど十分な安全対策がとられているかを調べていました。

15日は、県内の合わせて279か所でパトロールを行った結果、建物の構造などが建築基準法に違反しているケースはなかったものの、建築確認を受けていることを示す表示を出していなかったケースが47件、表示に不備があったケースが5件あり、その場で改善を求めたということです。