2008年10月15日 19時20分更新
産業廃棄物が、決められた手続きに従って運ばれているかどうか確かめるため、大型トラックなどを抜き打ちで調べる路上調査が岡山市や高梁市の国道で行われました。
この調査は岡山県と岡山市、それに倉敷市が県内の合わせて4か所で行ったもので、このうち高梁市では、国道180号線の道路沿いに県の職員や警察官などが出て、通りかかった大型トラックなどを止め、検査場に誘導しました。
そして、運搬業者の名前や連絡先、それに積み荷の産業廃棄物の持ち込み先などを運転手から聞き取ったり、運搬に必要な書類がそろっているかどうかを確認したりしました。
また、書類に書かれている内容と実際に運んでいるものが一致しているかどうかや、運搬会社としての許可番号が車両に書かれているかどうかもチェックしました。
県などによりますと、15日の検査では4か所で合わせて14台の車両を検査し、必要な書類を携帯していなかったなどの違反が3件見つかったということです。
岡山県では「最近では目立った違反も少なくなってきいるようだが、引き続き監視を続けていきたい。」としています。