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2008年10月15日 (水)

山口県3

ついに、

今回の旅のメインと言っていいでしょう。

功山寺に行ってきました。

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元治元年12月15日に

高杉晋作が長州藩俗論派打倒のために

功山寺で決起。

功山寺に集結したのは

伊藤博文率いる力士隊と

石川小五郎率いる遊撃隊など84人終結。

なんて言うと難しいけど、

まあ、ようするに、

「このままじゃダメだ」

つって

「みんな集まれ」

つって、

84人集まって

時代をひっくり返したつうことです。

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これは、

入口脇にある

奇兵隊が試し切りをした刀傷って

言われてるそうですが、

タクシーの運転手さん情報なので、

本当かどうか分かりません。

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これは、

高杉晋作の像です。

安倍晋三さんのおじいちゃん、

岸信介さんが建てたそうです。

っていうか、安倍さん。

お父さんと

おじいちゃんは

山口のためにいろいろやってますよ。

日本のために何も出来なかったんだから、

せめて、

山口のために何かして下さい。

高杉晋作に戻ります。

高杉晋作は

「やる気があるなら来い。俺は神社で待ってる」

と言って神社で待ってました。

敵は何千人といる

長州藩。

その後ろには何万人の

徳川幕府。

もしかしたら誰も来ないかもしれない。

どういう気持で待ってたんでしょうか。

そして、

最初に駆けつけたのは、

幼馴染の伊藤博文。

やるじゃねえか伊藤博文。

このエピソードで

伊藤博文イッキに好きになっちゃいました。

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僕も一応待っる雰囲気を出してみましたが

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もちろん誰も来ませんでした。

泊まりは

松田屋ホテル

明治維新の志士達の常駐の宿

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この庭の隅で

維新の三傑と言われる。

西郷隆盛、木戸孝允、大久保利通が

幕府を倒すための話し合いをしたそうです。

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1860年にできた「維新の湯」

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みんなが入ったお風呂ですね。

維新志士の雰囲気で

日本の将来について、

今の不景気な日本を救う何かを

考えましたが・・・

何も思い浮かびませんでした。

そして

高杉晋作終焉之地碑

慶応3年(1867)4月14日深夜 没

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高杉晋作の墓正面に「東行墓」
裏面には「谷潜蔵 源 春風号東行、
慶応三年丁卯四月十四日病歿赤間関享年二十九」と刻まれている。

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高杉晋作は

日本の夜明けを見ずして

病で亡くなってしまいました。

「動けば雷電の如く

発すれば風雨の如し」

幼馴染、伊藤博文が

高杉晋作を現した言葉です。

「面白きことなきこの世を面白く」

これは高杉晋作の辞世の句。

こっからは僕の勝手な解釈ですが、

長州藩ってのは、

関ヶ原の合戦で

石田軍に味方したってことで、

広島から山口に飛ばされて、

萩という三角州の上に

小さい城を建てさせられて、

参勤交代では

江戸が遠いから莫大なお金を使わされて、

200年

ずっと、

ずっと、

虐げられてきました。

外国のことを勉強したくても

鎖国してて、

勉強できない。

戦がないから戦場で名前を挙げて

出世することもできない。

ほとんどの人が運命に従うしかない時代。

まさに

「面白き事なきこの世」

でも、

それを

「面白く」

するのは自分だってことです。

あくまでも、

僕の勝手な解釈ですけどね。

「仕事がつまんねえ」とか

「学校がつまんねえ」とか

愚痴ってても何も変わらない。

これは僕の経験ですが、

家にいて

「なんかいいことねえかな」

って言ってて

実際に

いいことが起きたためしがありません。

いいことってのは

起きるんじゃなくて、

起こすんだってこと、

そうやって

高杉晋作は言ってるんだ。

そうだ。

そうに違いない。

僕が尊敬する歴史上の人物、

高杉晋作28歳で亡くなりました。

俺は36歳。

わあー。

尊敬する人物が8つ下だ。

そして

高杉晋作の夢

「日本を変える」

俺の夢

「お笑いで冠番組を持つ」

遠い。

夢の質が遠い。

共通点は

「面白く」

ってとこだね。

ちなみに高杉晋作の

お墓の近くにあった焼き肉屋

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「晋作」

これと言って、

「晋作」っぽいところはありませんでした。


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