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NIKKEI NET

JR東海、リニア3ルート併記 経路綱引き本格化

 JR東海は14日までに、2025年に首都圏―中部圏での開業を目指すリニア中央新幹線について、南アルプス直下を貫通する「直線ルート」を含め、3つのルートで建設することが可能とする地形・地質調査結果をまとめる方針を固めた。週内にも国土交通省に結果を提出する。同社が建設可能ルートを表明するのは初めて。今後、ルート選定や中間駅の設置場所など、着工に向けた地元自治体との調整が本格化する。

 JR東海が建設可能と判断したのは、山梨、静岡、長野の3県境を南北に走る南アルプスの北側を通り、長野県の諏訪地方から木曽福島付近を南下する「Aルート」、同県の伊那、飯田付近を通る「Bルート」、首都圏―中部圏をほぼ直線で結び、南アルプス直下を通過する「Cルート」。JR東海は1990年から3ルートの地形・地質調査を進めていた。 (07:00)

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