台湾内外の観光情報を紹介する台湾のテレビ番組取材班が、15日までに相次ぎ来県。小豆島や琴平町などでロケを行い、香川の魅力をカメラに収めた。
15日、現存する国内最古の芝居小屋、琴平町の旧金毘羅大芝居(金丸座)を訪れたのは、ケーブルテレビ局の八大電視で毎週水曜日に放送している「世界第一等」の取材班7人。
一行は、四国4県で行うロケの皮切りとして、13日から3日間の日程で来県。金丸座のほか、小豆島や栗林公園(高松市)などでも撮影を行った。
リポーターの小馬さん(35)は「香川は都会と違って素朴で素晴らしい場所。うどんやオリーブなど、台湾の人も気に入ると思う」と話した。
このほか、JETテレビの「瀬上剛in台湾」取材班も、9日から15日まで来県。東京都出身で台湾在住の瀬上剛さんが香川の観光資源の魅力を伝えた。
ロケは、県観光協会やビジット・ジャパン・キャンペーンを進める四国運輸局などが誘致。同協会は「番組を通じて香川をPRし、台湾での認知度向上や誘客につなげたい」としている。