全長 | 1075mm |
重量 | 1923g(リアルショックは1995g) |
銃身長 | 430mm(インナーバレル長) |
装弾数 | BB弾 30発 |
定価 | 19,800円(税別) |
発売日 | 2003年12月18日 |
東京マルイ VSR-10 ホップ最小初速
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東京マルイ VSR-10 ホップ適正初速
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ボルト周り。M700そっくり?。トリガーガードはプラスチック製。アウターバレルはアルミダイキャストに塗装。ボルトレバーとボルトエンドは亜鉛ダイキャスト。ストックは艶消しブラック塗装の樹脂製。 |
ボルトの引きはスムーズ。小指でも引けるし、女性でも軽々引ける。 シリンダーはメッキがしてあるが、買った状態で既に細かい擦り傷がある。素材はステンレス?、真鍮? |
ネジ止めされていたリアサイトはすぐに取っ払って、マウントベースを装着。一般的な20mmレールだ。 |
マガジンは本体下部。前方の丸いボタンを押すと外れる。マガジンはプラスチックで軽く、スペアも\850と安い。ややチープだが、逆に金属マガジンだと重さで落としそう。新型BBローダーがあると装弾に便利なので買うべし。 |
チャンバーは写真のとおり。装弾したマガジンを抜くと一発こぼれる。エアブレーキピストンらしい。 |
本体左側にHOP調節レバーと刻印が。 |
刻印。M70003と実銃のM700を意識しているのが解る。左側面リアサイト下にはASGKの刻印がある。 |
HOP調節レバー。クリック感があるが、目盛りシールのようには細かく移動しない。 |
フロントサイトはプラスチックでバレルに両面テープで固定されている。スコープ使用が前提なので剥がす。 |
マズルはねじ込み式で、オプションのサイレンサーアタッチメントを取り付ければ、14mm逆ネジ仕様となる。 ちなみにインナーバレルはアルミ製。 |
オプションのスリングスイベルを装着。スイベルを取り付け横からピンを通してEリングで固定。 プラストックに当たって、カタカタと音が大きいのが難点。 |
バットプレートはゴム製で取り外せる。ストック内は空なので、工具などを入れることもできるが、カラカラと音がする。 |
マニュアルは葉書サイズ。薄い黄色で、米軍の歩兵マニュアルのようなデザイン。 ■射撃音 空撃ちすると「バシュッ」と言った音で、装弾して撃つと、「ボシュッ」と音が低く、小さくなる。 射撃音.WAV(230kb) マズルから約20cmのところで測定。 ※実際はもう少し「ドフッ」という低音が混ざるが、マイクで拾えなかった。 |
パッケージ付属の0.25gBB弾で8発射撃したグルーピング。 今回ちょっとばらけたが、通常はもう少しまとまる。 BB弾の質に結構左右されるので、ゲームで使用するならば、0.25gくらいの高品質BB弾が良いだろう。 |
マルイ・スーパーグレード0.25gBB弾で再度グルーピングを測定。このBB弾、真球度10ミクロン、直径の寸法差±10ミクロン、重量差±0.001gという、最高峰の精密BB弾。 500発1000円と一発たりともぞんざいに扱えない雰囲気がある。 |
スーパーグレードでのグルーピング。付属BB弾よりよくまとまった。10円玉大に集弾する。フライヤーもほとんど無い。マルイのターゲットは一番中心の10点圏の円がほぼ10円硬貨と同じ大きさ。 |
■20mの命中精度 屋外20mでのグルーピングを測定した。 マルイの0.25gスーパーグレード弾で10発測定*3回。 そのうちの最終10発のグルーピングが左の写真。 ターゲットはA4用紙。気温8度。竹藪の中、20mロープでレンジを測定し、ほぼ無風の好条件下で測定。 ホップ調整済み(2クリック)でA4用紙の中心を狙い、4倍に合わせたスコープを使用し、シッティングポジションで10発射撃。そのうち、3発は用紙の右側に外れた。 したがって正確なグルーピングは測定しかねるが、縦方向に約18cm、横方向におそらく25cm程度の集弾性能と思われる。 結果からして、20mでのヘッドショットは必中とはいかないようだ。弾道は素直なものの、ちょっとでも銃が傾くとホップの影響で着弾が左右にそれやすくなる。ゲーム中の状況を考えると20mで安定して狙える大きさは人間の胸元周辺の25cm四方と考えられる。 |
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レシーバーはストック下部の六角ネジ2本を抜くと簡単にはずせる。 |
銀色のシリンダーリリースレバーを下げるとシリンダーアッセンブリーが後方に引き抜ける。 |
トリガーガード前方のイモネジでトリガープルを、後方のイモネジでトリガーストロークを調節できる。 |
米軍実物M9用マグポーチに予備マガジンがピッタリ入る。 |
とりあえず手元にあった、フロンティアオリジナル3-9*40のスコープをタスコのマウントで載せてみる。対物レンズ径のもうちょっと大きいフロントフォーカススコープが欲しくなる。マウントリングもぎりぎりまで低いほうが射線に近くなるので変更したいところ。 ■VSR-10を使用して気になるところ コッキングしたかどうか解らないところ。APSのようにボルト後端にノッチが出れば良いのだが。 セフティをかけてもトリガーに結構遊びがあること。 ■実際にゲームに使用してみて VSR-10をゲームで使用してみた。真冬の雪がちらつく気温3~4度の状況。結果、パッキンの硬化による弾道の不安定さが目立った。最終ゲームの頃にはホップアップが掛らず、スコープの中で弾がドロップするような感じだ。 クリック感のあるホップ調節レバーはズレることはないが、クリックが固くアバウトで調整が難しい。 また、ノーマルパワーで0.25g弾では弾速が遅く、ターゲットに到達するまでに時間を要してしまう。室内プリンキングには向いているかもしれないが、屋外のゲームだと少々カスタムが必要と思われる |
発売から1年が過ぎ、カスタムパーツも豊富になってきたと言うことで、VSR-10のチューンを行うことにした。 チューンのポイントは弾道安定性、つまり命中率のアップと1J以内でのパワーアップ。 |
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早速買い集めてきたパーツ群。今回はライラクスブランドのPSS10シリーズで統一してみた。
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マルイ新型チャンバー。 組み込んでみたところ、ノーマルシリンダセットでも弾道が安定した気がする。まだ実戦で使っていないので何とも言えないが....。 |
チャンバーブロックがノーマル銀色から黒に変わっている。 |
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ノーマルプラパーツのトリガーガードも金属化。GUSTOのアルミ削り出しトリガーガード。ブラックアルマイトされているが固定ネジが銀色なのがちょっとダサイ。 |
ノーマルストックをカモフラ塗装。ODをベースにダークイエローなどを荒く吹いてみた。ついでにパラコードスリングでワイルド感を演出(笑)。 |
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テフロンシリンダの外側の色がグレーになってしまったのがイマイチ。ここは純正同様メッキの銀色が良かったけど、まあ目立たないしコレでも良いか...。99m/sに調整して、とりあえずこれで完成。 |
ストックの装着には加工が必要。まずはチャンバーブロックの出っ張り部分を削る。 あまり削りすぎるとキャッチの掛かりが悪くなるのでプラ板で底上げした。 |
写真のように木製ストックではプラのように細かい加工が難しいところなので、マガジンキャッチが収まる部分は真っ平ら。 |
次に、トリガーガード後部の出っ張りがノーマルストックでは固定出来るように穴が空いている。このトリガーガード出っ張りを削るか、ストック側に凹みを加工する必要がある。今回はアルミトリガーガードを装着しているのでストック側を加工することにした。 |
加工前の別カット。 |
このようにノミか、ミニルーターでゴリゴリと削ってこの程度の穴というか、凹みを加工する。 |
前方のストック固定ボルトは出っ張る形になる。マガジンキャッチボタンも付属のロングタイプに変更。さらに、スリングフックをノーマルストックから移植。4.5mmのドリルで穴を開け、ねじ込んだ。ノーマルストックより5cmほど前が長い。 |
トリガーガード周り。 |
ボルトハンドル周り。グリップはノーマルに比べ太いが、しっかりと握れる。 |
亜麻仁油を購入して塗り込む。このひとときが大人の時間。 |
バットプレートはラバー製。ネジ用の切れ込みがあるがゴム自体はストックに接着されている感じ。 |