秋季高校野球は14日、東北地区は、宮城県名取市の愛島球場で決勝があり、光星学院(青森)が一関学院(岩手)を7-1で破り、12年ぶり2回目の優勝を遂げた。
「1試合ごとに成長が見られた。しぶといチームになりました」。12年ぶりの東北大会制覇に光星学院・金沢監督は喜びにわく選手らを頼もしそうに見つめた。
身長175センチ以上の主力選手が6人いるなど投打に大型選手をそろえたチーム。主戦格の下沖は岩手・福岡中3年時に全国制覇(軟式)の経験を持つ本格右腕。伸びのある速球に時折フォークを交え、シュート、カーブなどの左右の制球にも優れる。
東北勢初の5季連続甲子園を目指した福島・聖光学院との準々決勝では、三回途中から六埜をロング救援し1失点。続く準決勝の花巻東、決勝の一関学院との岩手勢対決も、安定した投球で試合の流れを呼び込んだ。
打線は、まだ変化球にもろく、バント失敗が目立つなど粗削りだが、小野寺、大沢ら中軸を中心に長打力を秘める。金沢監督は「鍛える個所はいっぱいあるチーム。東北一の喜びを噛み締めながらさらに精進したい」と、明治神宮大会に向けカブトの緒を締め直した。【海老名富夫】
▽決勝
光星学院(青森)
003012100◆7
000000001◆1
一関学院(岩手)
(光)六埜、下沖-荒井(一)阿部、飯田-吉家▽本塁打 大沢(光)
毎日新聞 2008年10月14日 17時13分(最終更新 10月14日 17時33分)
ヤクルト | 4−3 | 横浜 | 終了 |
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阪神 | 4−1 | 中日 | 終了 |
オリックス | 2−7 | 日本ハム | 終了 |