野球

文字サイズ変更
ブックマーク
Yahoo!ブックマークに登録
はてなブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷
印刷

秋季高校野球:光星学院、一関学院破り12年ぶりV 東北

【光星学院・一関学院】三回表光星学院1死二塁、松村の先制適時打で二塁走者・多治見が生還。捕手・吉家=宮城・愛島球場で2008年10月14日、手塚耕一郎撮影
【光星学院・一関学院】三回表光星学院1死二塁、松村の先制適時打で二塁走者・多治見が生還。捕手・吉家=宮城・愛島球場で2008年10月14日、手塚耕一郎撮影

 秋季高校野球は14日、東北地区は、宮城県名取市の愛島球場で決勝があり、光星学院(青森)が一関学院(岩手)を7-1で破り、12年ぶり2回目の優勝を遂げた。

 ◇「しぶといチーム」で東北一…光星学院

 「1試合ごとに成長が見られた。しぶといチームになりました」。12年ぶりの東北大会制覇に光星学院・金沢監督は喜びにわく選手らを頼もしそうに見つめた。

 身長175センチ以上の主力選手が6人いるなど投打に大型選手をそろえたチーム。主戦格の下沖は岩手・福岡中3年時に全国制覇(軟式)の経験を持つ本格右腕。伸びのある速球に時折フォークを交え、シュート、カーブなどの左右の制球にも優れる。

 東北勢初の5季連続甲子園を目指した福島・聖光学院との準々決勝では、三回途中から六埜をロング救援し1失点。続く準決勝の花巻東、決勝の一関学院との岩手勢対決も、安定した投球で試合の流れを呼び込んだ。

 打線は、まだ変化球にもろく、バント失敗が目立つなど粗削りだが、小野寺、大沢ら中軸を中心に長打力を秘める。金沢監督は「鍛える個所はいっぱいあるチーム。東北一の喜びを噛み締めながらさらに精進したい」と、明治神宮大会に向けカブトの緒を締め直した。【海老名富夫】

 ◇東北(宮城・愛島)

 ▽決勝

光星学院(青森)

003012100◆7

000000001◆1

一関学院(岩手)

 (光)六埜、下沖-荒井(一)阿部、飯田-吉家▽本塁打 大沢(光)

毎日新聞 2008年10月14日 17時13分(最終更新 10月14日 17時33分)

野球 アーカイブ一覧

 

プロ野球速報

10月12日の試合

ヤクルト 4−3 横浜 終了
阪神 4−1 中日 終了
オリックス 2−7 日本ハム 終了

特集企画

おすすめ情報