生活保護費などを不正に受給したとして、県警捜査2課などは10日、秋田刑務所で受刑中の無職、千葉柄二被告(48)=詐欺罪で既に起訴=を詐欺容疑で再逮捕、高崎市並榎町、飲食店勤務、オノザト・フェイローゼ・シャロン・ラヌーザ(29)=フィリピン国籍=と、同市上並榎町、同、カイセ・ローシー・ダプラン(35)=同=両容疑者を同容疑で逮捕した。3人とも大筋で容疑を認めている。
調べでは、千葉容疑者とオノザト容疑者は06年9月下旬ごろ、高崎市高松町の同市福祉事務所で、うその申請をして生活保護費計約50万円を、カイセ容疑者は07年3月下旬ごろ、同所で、転居するとうその申請をして住宅扶助など約28万円をだまし取った疑い。【鳥井真平】
毎日新聞 2008年10月11日 地方版