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みんなで支えるこれからの小児医療 10月19日子どもの救急市民講座

  10月19日(日)午後1時半から3時半まで吉敷の県総合保健会館で、市医師会など主催の「子どもの救急市民講座」が開催される。小児科医・子育て中の母親・行政などそれぞれの立場から、山口市の小児救急医療について考える。

  最初は基調講演。山口赤十字病院・小児科の門屋亮氏が「知っておきたい子どもの病気」と題し、子どもの病気の特徴と家庭での対応について講演する。また、市内の母親らが中心となって結成する「すこやか育ち隊」は「小児救急 母親の視点から〜ノイズからボイスへ」をテーマに、これまで座談会で話し合う中で母親が感じた素朴な“小児医療に関する課題や疑問”などを話す。
 講演会に続いて、シンポジウム「支えよう! 山口市の小児救急」を開催。医師・母親・行政の各立場から、これからの山口市の小児救急医療について語り合う。コーディネーターは市医師会理事の佐々木薫氏(佐々木外科病院)。シンポジスト・内容は次の通り。
 すこやか育ち隊・井出崎小百合氏「親が夜間診療にかかる理由」▽市健康増進課・大深真智子氏「休日・夜間急病診療所の現状」▽あゆかわこどもクリニック・鮎川浩志氏「夜間診療所の上手な利用法」▽市小児科医会会長・松尾清巧氏「小児科医会の関わりと、自院で日曜診療を始めて」▽山口赤十字病院小児科・大淵典子氏「病院の役割と現状」
 その後、3時からは質疑応答、シンポジウムのまとめがあり、閉会となる。市医師会の斎藤永会長は「山口市の小児救急二次医療を守るためにどうしていくか、医師だけでなく市民も一緒になって考えてほしい」と参加を呼びかけている。
 聴講無料。当日参加自由。