糖尿病の恐さは、その初期症状がたいへん分かりにくいということです
「身体の調子がなんだかおかしい・・・」と自覚症状が出て、我慢できなくなって、やっと病院へ行って診察してもらう。。。
「りっぱな糖尿病です。できれば直ぐにでも入院した方がいいですね。」と言われることが多いのです。
それでも、「忙しいから・・・」「おれが休んだら、会社はどうなるんだ!」とばかりにガンバルと、後は・・・糖尿病の合併症による悲惨な末路があるのみ・・・。
例えば、
糖尿病の合併症を持つ糖尿病患者の寿命は、平均寿命の70%と言われています。
年間1万人以上が糖尿病による腎不全の為、人工透析を始めている。1999年には、糖尿病が慢性糸球体腎炎を抜いて、病因の第1位となりました。
糖尿病による失明は、年間3000人を超え、かなり以前から中途失明の原因の第一位なのです。
さらに、糖尿病があると心筋梗塞や脳梗塞にかかる可能性も数倍高くなるとされています。
そうならないためにも、普段の健康診断で「ちょっと血糖値が高いようですね」といわれたら、食事や運動など(残念ながら、一旦、血糖値が上がってしまった人の「運動療法」は、だだ一所懸命に汗を流すだけではなかなか効果は上がらないので、ひと工夫が必要です)、健康管理に気を使うと同時に、糖尿病の症状というものをよく理解しておき、思い当たる節が見られたら、すぐに病院でしっかり診てもらったり、市販の血糖値測定器や測定キット等で、自らの血糖値を把握して、自己管理して行くことが肝心なのです。(「自己管理」言うは易く、行なうは難し。この後のページに、私が仕事の関係で知った、ちょっとお役に立つ情報をご紹介しましょう。あなたの糖コントロールの手助けのヒントとなるでしょう)
このページでは、「糖尿病の症状」について知っていただこうと思います。
もし、これを読んで、思い当たる点があった人は、それが「高血糖・糖尿病」によるものなのかどうか、今すぐにでも、まず自身の血糖値を確認し、自身のからだの状態を把握する様にしましょう。
先にあげた「糖尿病の合併症」も、毎日の血糖値のコントロールをしっかり行なえば、少なくともその進行は止めることができるのですから。
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◆糖尿病の症状は、大きく2つにわけられます。
▼糖尿病の症状の一つ目は、血糖値が高いことからくる症状です。つまり、糖尿病そのものの症状です。
▼糖尿病の症状の二つ目は、血糖値が高いままに放置されたことによって、様々に臓器の働きが低下してしまうことにより生じるもので、いわゆる「合併症」といわれるものです。
もし、あなたが健康診断等でご自身の血糖値の数値を持っているとしたら、予備知識として、次の数値を理解しておきましょう。
●糖尿病検査数値に関する予備知識
糖尿病と呼ばれる血糖値はいくつからでしょう。知っていますか?
・空腹時血糖値で
正常(型) 110mg/dl未満
境界(型) 110〜126mg/dl未満
糖尿病(型) 126mg/dl以上
・HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー:2〜3ヶ月間の平均的な血糖値を反映するとされている値)ならば、
基準値は4.3〜5.8%で、6.5%以上だと糖尿病と判定されます。
もし、あなたが『糖尿病(型)』あるいは、『境界(型)』(いわゆる「糖尿病予備軍」といわれる人)だったら、下記の糖尿病の自覚症状が、幸いにもまだ出ていなくても、十分なケアを心がけなければいけません。
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<糖尿病そのものの症状>
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・糖尿病の症状−1 のどが乾き、水分を多く取り、尿の回数や量が増える
糖尿病の患者さんは、血液中の糖濃度を下げるインスリンというホルモンが足りない(または、出ていても、働きが弱い)ため、血液中の糖濃度が高い状態が続きます。
そのため、体は、糖濃度を下げるために大量の水を飲んで下げようとします。
その結果として、大量の尿が出ます。血糖値が下がらない限り、飲んでも飲んでも尿として出る一方なのです。
・糖尿病の症状−2
体がだるく、疲れやすい
尿の中には、糖だけでなく、大事な筋肉や骨が溶けて出て行きます。また、細胞や筋肉の働きと関係の深い食塩などのミネラルも尿に出てしまいます。
このため、脳に回る血液量が減り、頭がボーっとしたり、だるくなったりします。
・糖尿病の症状−3
食欲が異常に強くなる
糖尿病のはじめの頃には、一時的にインスリンが過剰に出る時期があり、食欲が旺盛になります。
・糖尿病の症状−4
食欲はあるが痩せてくる
糖尿病が悪化してくると、糖分のかわりに筋肉や脂肪を燃料とするため、体重が急激に減ります。
・糖尿病の症状−5
血液の流れが悪くなる
糖尿病の患者さんが起こしやすい動脈硬化によって、特に足指の血液の流れが悪くなり、「壊疽(えそ)」といって、指が腐ってしまい、切断しなければならなくなることさえあります。
・糖尿病の症状−6
むくみが出てくる
糖尿病性腎症の末期になると、症状が進むにつれて、血液中のタンパク質が尿中に排せつされ、むくみやすくなります。
・糖尿病の症状−7
おできができたり、皮膚が化膿しやすくなる。膀胱炎や感冒にもかかりやすくなる
血糖値が高い状態が続くと、体の抵抗力が落ち、細菌に感染しやすくなります。また、かかると治りにくくなります。
・糖尿病の症状−8
性欲が低下する
入院寸前 “300超 が 142へ”
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<糖尿病の合併症による症状>
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・糖尿病の合併症による症状−1
物が見えにくくなる
物が二重に見えたり、目の疲れが出るようになります。
眼前に蚊のような小さい黒い点が見えるようになります。この原因としては、網膜症(眼底出血)、白内障などが考えられます。
・糖尿病の合併症による症状−2
手足のしびれや痛みがある
特に、夜間に手足の先が痛みます。針で射されたようなチクチクした痛みがあります。
皮膚を虫が這っているような感じがします。
足の裏に何か張り付いているような感じがあります。
足の中に棒が入っているような感じがあります。
温度の感覚がなくなり、熱さがわからず、火傷をしてしまうことがあります。
・糖尿病の合併症による症状−3
足などがつるようになる
ふくらはぎや手のひらが急に引きつって、痛いような感じがします。(特に、夜間に多く見られます)
・糖尿病の合併症による症状−4
歩きにくくなる
手や足の筋肉が落ちたり、痺れる感じがします。これによって、歩くことが少なくなって行きます。
・糖尿病の合併症による症状−5
立ちくらみがある
しつこい便秘や下痢に悩まされます。足が氷のように冷たいのに、顔や背中が火照ったりします。
飲み始めて1週間くらいで、空腹時血糖値がガタッと下がりました そして、前の体重69キロが、64キロに
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●血糖値が高いと、なぜ、いろんな糖尿病の症状(糖尿病の合併症)が出て来てしまうのか?
「血糖」つまり、血液中のグルコースは、血液中である濃度以上の状態が続くと、体を作るタンパク質のN末端(長〜いタンパク質分子の一方の端っこ)と化学結合して、別の分子に変化させてしまいます。これを『タンパク質の糖化』といいます。
『タンパク質の糖化』が進むと、それぞれのタンパク質本来の機能を果たさなくなる。
例えば、眼の水晶体。
通常は透明なものが白く濁ってしまって、光を通す機能が無くなる。
例えば、血管細胞。
弾力性があり、血圧変化に耐える構造を持つものが、硬くなってしまう。
足の指先等のごく細い血管だとヘモグロビンが詰ってしまって、血液が流れなくな。そうなると、その先の細胞は死んでしまって『壊疽(えそ)』→『足の切断』。
動脈等太い血管は、固く・もろくなる為血圧に耐えきれなくなって、ある時、急に破れてしまう・・・
といったことなにるのですね。これが、人それぞれで、いろいろなところで起きて来る。
ある人は「血管系」に、ある人は「目」に、またある人は、「神経系」に・・・と。。。。
糖尿病の症状としてのいろいろな合併症は、少しずつ、確実にからだ中を蝕み、本来の働きを無くしてしまい、最終的に死に至らしめるのです。
この場合、「死因」は、合併症(例えば、心筋梗塞など)によるものとされ、「糖尿病」とはされない為に、「糖尿病」にかかってしまい、その本質を理解するまで、「糖尿病」が甘く見られる傾向があるようです。
◇細胞の糖化は、『老化の一つの形』
細胞の糖化は、年齢とともに徐々に増加します。
例えば、細胞糖化の一つの指標として「HbA1c(糖尿病の診断の指標となる、糖化ヘモグロビン値)」の値は、健康な人でも年齢とともに徐々に高くなる傾向があります。この糖化反応は、比較的単純な化学反応ですから、ヘモグロビンの糖化と同様に、からだ中のあらゆる細胞の糖化率も少しずつ上がっていく訳です。
つまり、「細胞の糖化」は「老化」の一現象でもあるのです。
ここで、当然のことながら、糖尿病(高血糖値の人)の細胞糖化は、健康な人より早い時期から大きく進みます。ですから、糖尿病(高血糖値)の人は、実年齢より肉体年齢は年をとっているということになる訳です。
・外観的には、「シワが多い、たるんでいる」「肌のつやがない」とか、
・神経系の細胞の糖化によって、運動能力的に「反応が鈍く」なったり、
・代謝・免疫系の能力低下によって、「風邪をひき易い」「怪我が治り難い」
など、「ずいぶん老けた」ような印象・行動が目につきます(実は、この段階になると、糖尿病はかなり進んだ状態なのですが・・・)。
皆さんの周りにも、そんな人はいませんか?あなた自身、そんな自覚症状はありませんか?
有名な芸能人の方にも糖尿病でなくなられる方が沢山おられますが、亡くなる前の映像が流れるのをテレビなどで拝見すると、皆さん痩せて、大変老け込んだ様子にビックリされた記憶がありませんか?
見た目の老化だけなら、まだ救いはあるのですが、神経系の衰えは日常生活の上での「判断・反応」の低下や間違いを起こすことで、大きな事故に繋がりかねません。
また、血管系や免疫系に関わる細胞の衰えは、ちょっとした外的変化に対応できず、重大な疾患(脳梗塞・心疾患、癌、各種の感染症など)に繋がるのです。
とにかく、血糖値が高いというだけでは、痛くも痒くもありません。だから、ついつい放ったらかしになってしまいがちです。(それが怖い!)
「血糖値が少し高いようですよ」といわれたら、真剣に受け止めていただきたいものです。
糖尿病の初期段階で、合併症を未然に防ぐよう、生活習慣を改善したり、適切な処置を行えば、少なくとも症状の進行はとめることができるのですから。
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●「糖尿病およびその予備軍とよばれるひと」は、約1,620万人に
厚生労働省調査(関連新聞記事参照)によると、5年前の調査より「糖尿病およびその予備軍とよばれるひと」は、250万人増えて、約1,620万人にのぼったそうです。
それでも「疑われる人」で、「治療を受けている人は5割に過ぎない」というのです。
「糖尿病およびその予備軍とよばれるひと」が、30代以上・男性が圧倒的に多いということを考え合わせると、このくくりに入っている人たちの3〜4人に一人は【糖尿病およびその予備軍】と思われます。つまり、3〜40歳以上のおじさんたちが集まる会社の会議で、2つ3つ石を投げると「糖尿病およびその予備軍に当たる!」と言うことですね。
しかも、その半分は治療も受けていない。。。
一家を支える大黒柱として、会社でも中堅・ベテランとして、なくてはならないポジションにいる人たちが殆どでしょう。
にもかかわらず、「まっ、いいかぁ」とか「みごとに、糖尿です。ゆっくり休んで養生して下さい。なんて言われたらどうするんだ」と、ついつい頑張ってしまう(そう自分に言い聞かせるその悲痛な思いは、わかるような気がしますが・・・)。
「じゃ、どうするんだよ!」って、聞こえてきそうです。
私が、仕事の関係上仕入れた情報の範囲では、糖尿病・高血糖には「コロソリン酸」がいいみたいですね。
植物に含まれる成分の一つなのですが、インスリンに大変似た働きを示して、ブドウ糖を細胞内へ透過させる作用が確認されています。
このような作用を示すものは、医薬品にも無いようです。
こんな具合↓↓↓に、見事にコントロールしてくれます。
アメリカで行われた、コロソリン酸の臨床試験データ
おそらく、今一番糖尿病に効くサプリメント成分ではないかと思います。
だったら、「医薬品」として出てきてもいいようなものなのですが、既にアメリカで、その効果に着目し、臨床試験まで実施してサプリメントとして開発され、大変広く利用されている。日本にも、数年前に導入され、販売されています。そのため、医薬品としての膨大な開発費用の投下が難しいようなのです(そのままの形だと、特許が取れない)。
ただ、残念なのは、日本では、健康食品は「効能・効果」を伝えることを薬事法が厳しく規制しています。そのため、糖尿病・高血糖で悩む多くの人が、「コロソリン酸」を知らないままに時が過ぎている。
最近、「特定保健用食品(特保)」という言い方で、「食後の糖に吸収を緩やかにする、○○茶」って、コマーシャルでよくやっていますが、これは、殆ど効果がない。だから「特保」として認可されたのではないかと思います。
業界関係者から聞いた話なのですが、コロソリン酸も「特保」の申請を出したらしいのです。
でも、認可されない。。。
「何故」って???
『よく効くから』だそうです。
もし、「特保」製品が医薬品より効果が高いとなれば、既存の業界に激震が走る。
医薬品業界はもちろん、いつも同じ薬の処方箋をちょこちょこっと書くだけでお金になっている病院業界も患者さんが来なくなってしまう。また、それらの業界にお世話になっている、或は、これからお世話になろうかと狙っているお役人さん方も。。。
そんな訳で、糖尿・高血糖で困っている人々よりも、既存の権益に恩恵を受けている人を守ることが優先した結果の一つの現れなのでしょう。。。これが、医薬品関連だけでなく、多くの既得権益が、広く・根深く幅を利かせている日本の現実なのでしょう。。。
お金と権力を持つ者によって、私たちの救いとなってくれるものが覆い隠されているとしたら・・・
今の日本では、自らの責任で道を求めるしかないのかもしれません。
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