●エネルギー支援拒否方針変わらず(10/14 10:26:50)
中曽根弘文外相は14日午前、記者会見で、北朝鮮の核無能力化進展の見返りに提供するエネルギー支援について「拉致問題解決が最重要。従来通りの方針だ」と述べ、拉致問題の進展なしに支援に応じない考えに変わりはないと強調した。 米国のテロ支援国家指定解除に関し、ブッシュ大統領から麻生太郎首相への電話が国務省記者会見の約30分前だったことについては「米側とは緊密な連携を取っている。解除は事前に聞いていた」と述べ、早い段階で連絡があったことを明らかにした。 米朝が合意に達した核計画申告の検証枠組みに関しては「米側は日本の意見を十分配慮したと理解している」と指摘。「6カ国協議で正式文書にまとめ、実行が確実になるようにすることが大切だ」と述べた。 |