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中小企業の借入利子、2年間で11兆ウォン増

 過去2年間で中小企業の借入利子が11兆ウォン(約8924億円)増加し、為替相場の変動による損失を回避するための金融派生商品「KIKO」の損失も1兆7000億ウォン(約1379億円)台に増えているという分析結果が出た。

 中小企業庁は13日、国会の知識経済委員会に所属する金泰煥(キム・テファン)議員(ハンナラ党)に対し、「金利引き上げに伴う中小企業の金融費用上昇現況」と題する資料を提出した。この資料によると、中小企業が金融機関から受けた融資残高は2006年末の303兆ウォン(現在のレートで約24兆円、以下同)から昨年末には371兆ウォン(約30兆円)、今年に入り9月現在で417兆ウォン(約33兆円)にまで膨れ上がり、2年間で37.6%増加した。

 この期間中、中小企業に対する融資金利も上がっており、06年に6.20%だった金利は今年になって7.19%(7月末現在、年間平均)となり、2年間でおよそ1%上昇した。

金承範(キム・スンボム)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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