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飲酒運転の厳罰化などを定めた改正道路交通法が施行された2007年9月19日からことし9月18日までの1年で、県内の飲酒運転摘発数は2800件と施行前の1年と比較して約54%減ったものの、飲酒絡みの人身事故と死亡事故は横ばいとなっていることが10日、県警交通企画課のまとめで分かった。同課は「摘発者は減ったが、事故は減っておらず、飲酒運転が減ったとはいえない」と話している。
まとめでは、施行後1年で飲酒絡みの死亡事故は8件で前の1年と同数、人身事故は123件発生し前の1年から2件増えた。
一方で、飲酒運転の摘発は6106件から2800件と大幅に減った。だが、8月末の統計では、飲酒絡みの死亡事故の割合は全国ワースト、人身事故の割合がワースト2位と依然高い水準だ。
改正道交法で盛り込まれた周辺三罪は33件が摘発された。内訳は飲酒運転の同乗罪が23件、車両提供が8件、酒類提供が2件だった。全国では954件の摘発があり、沖縄は摘発件数の実数で全国8位に入っている。
同課によると、飲酒運転の摘発件数は取り締まりの状況などで増減することから「飲酒絡みの事故は減っていないため、飲酒運転が潜在化している面もあると考えられる。件数の減少で一概に飲酒運転が減ったとはいえない」という。同課は「飲酒運転根絶はまだ道半ば。巧妙なドライバーや、周辺三罪も含め今後取り締まりを一層強化していく」方針だ。
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