北朝鮮への重油支援参加に反対 民主・鳩山幹事長民主党の鳩山由紀夫幹事長は13日、仙台市での記者会見で、米国による北朝鮮のテロ支援国家指定解除で次の焦点となっている北朝鮮に対するエネルギー支援参加について反対を表明した。 鳩山氏は、北朝鮮の核申告の検証方法をめぐる米朝合意について「極めて不十分だ」と批判した上で「エネルギー支援に日本が安易に手を貸すことは望ましくない」と述べた。 6カ国協議合意に基づくエネルギー支援は重油100万トン相当のうち約半分が未実施で、韓国は日本に分担を求めている。 鳩山氏は「本来ならばこんな満足できない形で合意すべきではなかった。核の問題が片付いていくとはとても思えない」と強調した。 北朝鮮による拉致問題に関しては「米国に依存しようとしたのが誤りだ。日本と北朝鮮の間でもっとしっかりした交渉をやるべきだ」と指摘した。
【共同通信】
|
ソーシャルブックマークへ投稿: (ソーシャルブックマークとは)
関連記事を取得中...