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いろいろな生活のなかでまだ差別や格差が残っています
6回にわたって生活実態を調査
 北海道は、アイヌの人たちの生活の実態を把握するため、昭和47・54・61・平成5・11・18年の6回にわたって「アイヌ生活実態調査」をおこないました。
 その結果、まだアイヌの人たちの生活のいろいろな面で一般の人たちとの間に格差のあることが明らかになりました。
平成18年の調査の結果は次のようになっています。



人口は約2万4千人
 北海道に住むアイヌの人たちの人ロは23,782人となっています。この人たちは、道内の73の市町村に住み、日高支庁管内と胆振支庁管内で約6割を占めています。
 支庁別アイヌ人口と構成比
人口分布図
 就業者の状況
 (15歳以上の産業別就業者の比率)
就業者比率グラフ

生活保護を受けている人は平均の約1.6倍
 働いている人の28.6%が農業・漁業などの第一次産業につき、中小企業を営んでいる人もあわせて経営規模は零細です。
 また、アイヌ居住市町村と比較した場合、生活保護を受けている人の割合は平均の約1.6倍となっています。


 生活保護の状況
保護率グラフ

 高校進学率
高校進学率グラフ
 大学進学率
大学進学率グラフ
高校、大学進学率に格差
 高校進学率は平均の98.3%に対して93.5%、大学進学率も38.5%に対して17.4%と低く、社会的な地位を向上するうえで大切な教育面での格差が解消されていません。



差別の状況
 物心ついてから何らかの差別を受けたことがあると答えた人が16.8%、自分に対してはないが、他の人が受けたのを知っていると答えた人が13.8%います。
 最近6、7年において、差別を受けた場面としては、「職場で」が39.1%、次いで「学校で」が21.7%などとなっています。


 差別を受けた場面差別の場面グラフ


・平成18年 北海道アイヌ生活実態調査報告書
・平成11年 北海道ウタリ生活実態調査報告書



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