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内臓脂肪蓄積に及ぼす難消化性デキストリン長期投与の影響
内臓脂肪蓄積に及ぼす難消化性デキストリン長期投与の影響
【要約】
成人男性12名を対象に難消化性デキストリン10gを1日3回、毎食時毎に3ヵ月投与した。試験期間の前後に糖負荷試験、臨床検査、CTスキャンを実施し、脂肪分布及び糖、脂質代謝の変化について以下の結果を得た。
体脂肪率が有意に低下し、CT画像から算出した内臓脂肪面積は投与前に高値(100cm2以上)であった肥満の被験者において有意に低下した。
血清総コレステロール値及び中性脂肪値はそれぞれ13%及び44%低下し、有意差が認められた。その他の臨床検査については、正常範囲内での変化であり、臨床上問題となる所見は認められなかった。
難消化性デキストリン投与前では糖負荷後の平均血糖頂値が200mg/dlを超えるなど耐糖能の改善が認められた。
3ヵ月間の試験期間中、下痢などの消化器症状を含め、難消化性デキストリンに起因する随伴症状は認められなかった。
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