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コンピュータウイルスと聞いてもあわてずに
ウイルスメールのウソ・ホントー 使っているパソコンの機種やソフトを把握しておけば対策は容易 ーデマもあるので、ウイルスの予備知識は身につけておこう。 |
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電子メールで感染するウイルスは、その効力や感染方法などにより多種多様に存在します。しかし、これらは使用しているパソコンあるいは端末、そしてメールを読み書きするソフトウェアにより被害対象が特定されます。したがって、誰もが感染するウイルスは存在しません。 |
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電子メールには、メールソフトを使って飾りつけをしない単調な文字のみで記述された「テキスト」と、ワープロ文書や表計算データなど他のソフトを起動しで読むことのできる「添付ファイル」、そして文字の色を変えたり写真や特殊なプログラムを盛り込める記述をした「HTML形式」という3種類の送り方があります。初心者の方はこの「テキスト」、「添付ファイル」、「HTML形式」の言葉と意味をしっかり把握するのが誤った解釈をしないポイントとなります。 |
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HTML形式はアウトルックエクスプレスなど特定のメールソフトでのみ対応しています。すべてのメールソフトで対応しているものではありません。 |
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メールで感染するウイルスは、基本的にメール本文を開いた段階では感染しませんが、巧妙な細工を施して感染させるウイルスが登場し、現在の主流となっています。 読むだけで即感染するウイルスは、HTML形式と添付ファイルの二種類のみです。単なる文字だけのテキスト形式ではこうした症状は起きません。この種のウイルスは、特定の条件を満たしている場合のみ即感染します。次のような条件のパソコン環境の方は注意が必要です。
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添付ファイルとして送られてきたメールは、上記の場合以外はウイルスを含んでいたとしてもメールソフトで読み込んだ段階ではまだ感染していません。それを実行しなければ被害を受けません。添付で送られてきたメールにはアイコンマークが表示され、マウスでクリックすることで読み込みをしますが、この操作をしない限り大丈夫です。メールソフトによっては添付ファイルを自動的に実行する設定ができますが、自衛策としてあらかじめ解除しておくことをおすすめします。 |
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メールで感染するあらゆるウイルスは、新種が出るとそれを防ぐためのワクチンや関連ソフトの修正用プログラムがインターネット上などで配布されます。これらを使えば自分のメール端末が万が一ウイルスに感染しても被害を未然に阻止できます。冷静に対処すれば、一連のウイルスは防止できます。 |
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自分がメールの読み書きしている環境をしっかり把握しておくようにします。特に重要なものとして
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ウイルス情報を入手したときは、被害対象を必ず確認してください。もし、対象が記載されていなかったり、あたかもすべての人が対象であるかのような先導的な内容の情報であればデマであると判断してください。 |
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インターネットを今後末長く利用するのであれば、メール端末やソフトなど自分の利用環境は自分で守るという意識と、手元に届く情報を自己分析する力を身につけるようにしてください。そのためには、ウイルス対策ソフトの導入やネットで信用できる情報源あるいは知人を見つけるなどして、適切な措置のできる体制を整えておくのが賢明です。そして、コンピュータウイルスに関する正しい知識を自分で身につけておくのが何よりも大切です。 |
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見知らぬ人から、一方的に特殊なファイルを添付されたメールを受け取ったときはむやみにその添付ファイルを開かないよう慎重に取り扱ってください。ウイルスが混入されている危険が高いためです。また、知人から予告なしに見慣れないファイル名の添付ファイルを受け取ったときも先方に確認するとよいでしょう。相手も気がつかずにウイルスメールを送っているときがあります。特に、メーリングリスト上でこういったメールが流れるときがしばしばあります。 |
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コンピュータウイルスは適切な措置をすれば駆除できます。もし、自分の端末が被害対象となる場合は、すみやかにワクチンを導入し、万が一感染したときは駆除プログラムで排除するよう心がけます。そうしなければ、知り合いや他の人に被害を拡大させてしまいます。カゼを人にうつさないためにマスクをつけるように、コンピュータにもワクチンなどを入れて万全を期すのが大切です。 |
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WindowsXPを使っている方は、自動アップデーを施しておくようにしましょう。ウイルス対策として更新作業は重要です。この作業をしていない人ほど、ウイルス感染の被害者となる確率が高くなります。 |
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現在のところ、Windowsが動作するパソコンでメールソフトにアウトルックエクスプレスを使っている人を対象に感染させるウイルスが多発しています。もし、あまりにもウイルスに神経質となるようであれば、別のメールソフトを使用するという方法もあります。アウトルックエクスプレスはもともとWindowsに標準でついてくるメールソフトであるだけに使用している人も世界的に多いと見られています。ウイルスを開発する人はこのソフトやWindows本体の技術的な盲点(セキュリティホールと言います)を突いて新種を作り出してきます。当然、メールソフトを変えれば万事解決とまではいきませんが、一考しておく手としてとらえておいてください。 |
コンピュータウイルスはほぼ毎日のように新種や亜種が登場するため把握しきれません。以下のサイトにウイルス情報が逐次掲載されますので、必要に応じて確信するとよいでしょう。
<情報の氾濫を防ぐために>
「あらゆるところに転送してくれ」と書かれたメール(チェーンメール)について