NTTが開発したアルコールチェックシステム=2008年9月30日、NTT東日本北海道支店で斎藤誠撮影
◇支店や営業所など遠隔地で勤務する社員の飲酒運転を防ぐアルコールチェックシステム=写真=をNTT東日本北海道支店が開発し、運送業など業界向けに販売を始めた。
◇小型カメラ付きの測定器で呼気中のアルコール濃度を計測。データは光回線を通じて本社のパソコンに送られ、離れた場所でもリアルタイムで結果をチェック出来る。本人の顔写真も一緒に届くため「なりすまし」は出来ない。
◇設置費用はパソコンを除いて28万円。試験的に導入した同支店は「毎朝、自分の呼気をチェックしているので深酒を控えるようになりました」。【斎藤誠】