三浦元社長:ロス郡検視局が遺体検視 死因公表へ

 1981年の米ロサンゼルス銃撃事件で、ロス郡検視局は12日、米自治領サイパンからロスに移送後、ロス市警の留置場独房で自殺した三浦和義元会社社長(61)=日本では無罪確定=の死因を特定するため、遺体の検視を行ったことを明らかにした。結果を近く公表する。

 また三浦元社長の妻らが12日、ロスに到着した。空港の到着ゲートには数十人の報道陣や在ロサンゼルス日本総領事館の領事らが集まったが、妻らは無言のまま出迎えの車に乗り込み、空港を後にした。

 三浦元社長の遺体は現在、検視局にある。総領事館によると、カリフォルニア州の規則により、遺族の依頼を受けた葬儀業者が遺体をいったん引き取った後、遺族が現地で火葬するか日本に搬送するかを決めることになるという。(共同)

毎日新聞 2008年10月13日 8時09分

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